昨日、JANJANが、福島県相馬市とその周辺地域の警戒に当たっていた福島県警の現職警察官が3名急性白血病で亡くなられたというニュースを伝えると、政府または原子力村側は、さっそく今日のTogetterで、そのニュースがデマだったと切り返す。
【デマ】福島県警の警察官3名が急性白血病で死亡 → デマでした。
なぜデマと判断されたかというと、福島県警に電話で問い合わせをしたら、そのような事実はないと言われたというのだ。しかし、これは、福島県警が問い合わせのあった一般人に真実を語ったとしたらという前提での話だ。原子力村から謝礼をもらい、圧力を受ける福島県警が被曝死について、一般人に真実を語る可能性は限りなく低いと言っていいだろう。
以下、1月11日に首都圏反原発連合呼びかけによる今年初の反原発・官邸前抗議行動と、文部科学省前で行われた〈ふくしま集団疎開裁判〉弁護団らによる集会についてのJANJANの記事からの抜粋。
福島県警警察官、急性白血病で死亡
(前略)
この記事の最後にも書かれているように、原発事故について日本政府の対応の特徴は、
「福島の問題は、単に福島だけの問題ではありません。日本全体の、私たちの問題でもあります。原発事故の影響は、確実に出て来ています。私たち弁護団も、起きていることを科学的に分析し、さらに勉強をして裁判を動かしていくつもりです」
弁護団の光前幸一弁護士は、こうあいさつしたが、11日の集会では驚くべきことが最新のニュースとして紹介された。それは、福島県相馬市とその周辺地域の警戒に当たっていた福島県警の現職警察官が、少なくとも3名、急性白血病で死亡していたというものだ。
このニュースについて、弁護団の柳原敏夫弁護士も驚きを隠さない。
「福島県の相馬地区は、原発から40~50キロも離れているところです。たしかに、原発事故直後、盗難などを防止するために多くの警察官が派遣されていたそうですが、3名もの急性白血病による死者というのは、水面下でたいへんな事態が進んでいるということです。子どもたちの避難(疎開)を、国が率先して進めないと今後とんでもない被害が予想されます」(後略)
この記事の最後にも書かれているように、原発事故について日本政府の対応の特徴は、
「重要な情報を隠す、事故そのものを小さく見せる、安全に関する基準値をあげる」
ことであることを忘れてはならない。又、政府や原子力村住民が一般人に化けて流すデマ情報工作に惑わされてはいけない。
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