Sunday, April 4, 2021

日本の核のゴミをカナダは受け入れないだろう

 日本の核廃棄物を、元カナダ首相のクレティエンがカナダで受け入れるかのような発言をしていたが、受け入れ先予定とされたカナダ北東部、ニューファンドランド・ラブラドル州のフューリー州首相は、「州政府内で正式に議論されたことはなく、検討の余地はゼロだ」と否定した。20年夏にクレティエン氏から構想を聞かされたが、拒否したという。なぜ、今頃、日本でこのニュースが話題となっているかは不明。




日本経済新聞より:

日本の「核のごみ」受け入れ構想 カナダ元首相ら関与か

【ニューヨーク=白岩ひおな】カナダで日本からの高濃度放射性廃棄物(核のごみ)を受け入れる計画が検討されていたことが、複数のカナダメディアの報道で4日までに明らかになった。ラジオ・カナダが入手した2019~20年の電子メールで、カナダのクレティエン元首相から日本の原子力産業関係者に打診があったという。カナダ政府や日本政府の関与は明らかになっていない。

公共放送CBCによると、クレティエン氏は19年夏、日本の大手広告代理店幹部に宛てた書簡で、日本など他国の核廃棄物をカナダ北東部ニューファンドランド・ラブラドル州の処理施設で保管することへの協力を申し出た。打診を受け20年4月にカナダで予定されていた会合は新型コロナウイルスの感染拡大で見送られたが、元米政府原子力顧問のティム・フレイジャー氏やカナダの企業経営者、日本の原子力産業や広告業界の幹部が出席する予定だったという。

1993~03年に首相を務めたクレティエン氏はラジオ・カナダの1日公開のインタビューで「カナダは原子力発電に使われるウランを売ってお金を稼いできた。買った国が直面する核廃棄物の処理を助ける責任がある」と述べた。自身の所属する法律事務所が計画に関わるメンバーを法律面で支援しているとも明らかにした。

ただ、実現の可能性は不透明だ。ニューファンドランド・ラブラドル州のフューリー州首相は「州政府内で正式に議論されたことはなく、検討の余地はゼロだ」と否定した。20年夏にクレティエン氏から構想を聞かされたが、拒否したという。

Saturday, November 7, 2020

米国大統領選挙:ジョー・バイデン(民主党)の勝利を祝う

 まずは、ジョー・バイデン氏の演説の前に行われた、アメリカ史上初の女性、それも有色人種の副大統領、カマラ・ハリス氏の演説をお聞きください。39:00から始まります。




本当に喜びがその表情から伝わってきて、すばらしい演説でした。ちなみに、彼女の母親が乳がんの研究をしながら、カナダのマギル大学で教鞭を取っており、カマラも、カナダで高校時代を過ごしています。一貫して、死刑反対の信念を貫き、サンフランシスコ地方検事だったときには、2004年4月、サンフランシスコ市警の警察官アイザック・エスピノザが殉職した事件で、犯人に死刑を求刑しないことをハリスは表明し、サンフランシスコ警察官組合の反発をまねいたそうです。エスピノザの葬儀において、サンフランシスコ市長ダイアン・ファインスタインは最前列に座っていたハリスにむけて、壇上から犯人への死刑求刑を要望し、参列した2000名の警官たちはそれにスタンディング・オベーションを送りましたが、それでもハリスは死刑求刑を拒否したそうです(ウィキペディアより)。聡明で、とても芯のある女性です。

次は、副大統領にこんな有能な女性を選んだジョー・バイデン氏の演説です。50:45ぐらいから始まります。これまでの大統領選で最も多い7400万票を獲得したこと、今回の大統領選がアメリカを分断する結果になってしまったことに対して、私たちは、ブルー・ステイツとレッド・ステイツに分断されるのではなく、ユナイテッド・ステイツとして一つにならなくてはならないと強調していました。人種差別をやめ、これからは、国民はみな平等となり、コロナウィルスの研究を進め、コロナに打ち勝っていこうと国民を励ましました。

これに対し、トランプ氏は、ガガのバイデン氏の応援演説にもあったように、名声を女性をくどく手段として利用し、「有名人なら女性はなんでもやらせてくれる。」など女性軽視発言も目立ちます。さらに、これまでに様々な人種差別的な発言をしてきたトランプ大統領に対して、Black Lives Matter(ブラック・ライブス・マター)で人種差別に対する抗議の声が全米であがったのは、あまりにも有名な話です。

CNNのコメンテーターであるVan Jones氏は、ジョー・バイデン氏が当選が確定した今朝、カメラの前であるにもかかわらず、感情を剥き出しにして男泣きをしていました。下の動画では、トランプ政権の元で、人種差別が一層ひどくなり、警官に殺されたジョージ・フロイド氏が死ぬ前に「息ができない」と言って亡くなっていったことに触れて、「息ができないのは、彼だけではなく、多くの人種差別を受けた人々も同じだったのです。朝起きて(トランプの人種差別的な)ツイートを読んだその瞬間から息ができなかった」と語っています。「(バイデン氏が大統領に当選した)今朝は、親として子供を諭すのにいい日です。性格が重要だということ、真実を言うことが大切だということ、そして、いい人であるのが大事だと言うこと。」そうだよね。トランプってさ、性格が悪いし、嘘つきだったし、悪い人だったものね(笑)。



今回の選挙で米国民がなぜジョー・バイデンを選んだのか、また、なぜトランプが落選したか、容易にわかったでしょう。

Wednesday, March 4, 2020

新型コロナウィルスについて日本のニュースからは何もわからない


今日初めて見た上杉氏のYouTubeだが、海外から集めたデータを共有しながら、自分の意見をまとめていて、元ジャーナリスとしての実力を見せている。しかし、何度も同じことを繰り返しているので、その分、時間が長くなってしまい、ちょっと残念だ。文章力とYouTuberとしてのトークは少し違うのかもしれない。また、マスクがうっとおしい。はっきりと聞こえない。



それに比べ、TTMつよし【海外ニュース】黒メガネのYouTubeは、うまくまとめてあり、トークもスムーズでとても見やすい。たまには同じことを繰り返して言うこともあるが、許容範囲だ。



Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

カナダの大学は先週読書週間で1週間休みだったのだが、その休暇中にイタリアから帰国した学生が体調不良を訴え、大学は大変な騒ぎになった。その学生がコロナウィルスの検査をしている間にまず全校生徒にその事実をオンラインで伝え、その学生が講義を受けたとされる校舎全体を消毒した。そして、今日、その学生が陰性であるという結果をまたオンラインで伝えた。しかし、今日陰性でも、明日陽性になる可能性もあり、完全に安心できる状況ではない。

日本のみなさまもウィルスにはくれぐれも気をつけて下さい。

Thursday, November 14, 2019

「桜を見る会」の不都合な真実で安倍総理は辞任不可避

これまでにもきたないカネの流れがささやかれながらも、なんとか命乞いしてきたラッキーな奴、安倍信三だが、今度ばかりは、辞任不可避だろう。「桜を見る会」には、功績、功労のあった著名人が招待されるというのが、建前だったが、実際には、安倍首相を初めとした自民党議員の地元の後援会員や、公明党の議員の地元の後援会員を多数、国民の血税で招待していたという。安倍が総理になって以来、「桜を見る会」の参加者や費用は年々増え、調査委によれば、2019年度は、招待客は、1万8000人、費用は5,520万円にふくらんだとメディアが伝えているのをみなさんもお聞きになったことだろう。国民の税金で、自分の地元の後援会員などを招待していたとしたら、公選法違反にあたる。

日本人はいつまでこんな総理をやさしく見守っているのだろう。



参考資料:
総理の辞任不可避か。明るみに出た「桜を見る会」の不都合な真実
桜を見る会で数千万に関与した疑いのある安倍首相「お友達」の名

Tuesday, June 11, 2019

「百年安心」年金制度から「老後2000万円」時代へ

不思議なことに参院選前に、金融庁が「夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみの世帯が30年生活するのに年金以外に2000万円必要」と発表し、麻生財務相がそれをニュースなどで広報した。本来なら、現政権に不都合なことは選挙後に発表されるべきなのに、なぜ、今こんなことを発表したのか。『百年安心の年金』制度がウソだったことを告げる理由とは?

その後、「老後2000万円」が、国民の間に波紋が広がったことを受け、6月10日の参院決算委員会では立憲民主党の蓮舫氏が安倍総理を厳しく追及。激しい論戦となった。

安倍総理は、12年前に消えた年金5000万件が問題になったときも、安倍内閣で最後の一人まで支払うと約束したにもかかわらず、解明されたのは2000万件のみだったことを認めた。国家予算として、無駄な防衛関連費が増加し、将来の子供のための文教関連費を減少させるこの政権を支持し続ける今の日本に未来はないようだ。


「老後に2000万必要」で蓮舫氏が国会追及 「赤字」表現誤解と釈明も【34分完全ノーカット版】

テレ東News
95歳まで生きるには夫婦で2,000万円の蓄えが必要と試算した金融庁の報告書をめぐり、参議院の決算委員会で、舌戦が繰り広げられました。安倍総理大臣は、試算について「不正確であり、誤解を与えるものだった」と釈明。金融担当大臣を兼務する麻生財務大臣は、報告書に関して、「冒頭の一部、目を通した。全体を読んでいるわけではない」と述べました。


もちろん、人口が減り、国民が長寿になれば、一人当たりの年金が減るのは当然だ。2004年にこの動向はわかっていたという。それなのに、選挙のためかしらないが、これまで隠していたという事実。さらに、今回、国民の間でこの問題が怒りをもって蔓延したことから、麻生財務相は、この報告書を受け取らないことにしたといういう。この報告書の作成に携わったセゾン投信の中野晴啓社長によると、この報告書は、金融や財政などに詳しい大学教授やエコノミストなど20人以上が参加し、1回2時間半の会合を12回かけて、本気で議論してまとめあげたものなので、とても残念なことだと落胆を隠せないようだった。



一度発表したものでも、選挙に都合の悪いものは、なんでもなかったことにするという自民党の姿勢は、国民を欺く行為だと思う。上の動画の最後に自民党の森山国対委員長が、記者会見で、この報告書が選挙戦の争点となったら、どうするかという質問に対して、報告書を受け取らないわけだから、争点になりようがないと答えていたのをみて、開いた口がふさがらなくなった国民が山ほどいたことだろう。今回の茶番劇で、自民党が、思考能力のない老人ボケ集団と化していることがわかるだろう。それでも、若者も含めて日本国民のほとんどは、このボケ集団に投票するのだろうか。

Tuesday, June 4, 2019

トランプ氏の英国訪問中に姿を見せなかったメーガン妃、その理由とは?


日本から帰国後に、今度は英国を訪問したトランプ大統領。5月初旬にハリー王子との間に誕生したアーチ―君の育児休暇を理由にメーガン妃は、トランプ大統領の英国訪問の際、ハリー王子と共に表舞台には一切姿を見せなかった。ハリー王子がトランプ夫妻や娘のイヴァンカ氏と会ったという報道はあったが、メーガン妃がトランプと会ったという報道はなかった。というのも、人権活動家と知られていた当時女優だったメーガン妃は、トランプ氏が大統領になる前の2016年に、テレビのインタビューで、彼を「女性差別主義者(misogynistic)」や「国を分裂させる(divisive)」と批判し、もし、彼が大統領になったら、アメリカを捨てて、カナダに移住すると言っていたほどの反トランプ派だった。彼女のこの発言は下の動画で見られる。

   

今もそうかはわからないが、もし、これが理由でトランプ氏に会わなかったとしたら、私はメーガン妃をかなり見直すと思う。新しくロイヤルファミリーの一員となったばかりで、自分の意志を通すのは、かなり勇気のいることだからだ。通常、産後一ヶ月だったら、公式の行事に参加するのは可能だろう。ましてや同郷の大統領が英国に来るとなったら、少しぐらい、体調がすぐれなくても、公式晩餐会には参加したい。もし、私がハリーと結婚して産後一ヶ月くらいに安倍首相が英国を訪問したら、やっぱりせっかく来てくれたんだし、ロイヤル・ファミリーの手前もあるから、いやいやでも面会すると思う。メーガン妃は本当に自分の気持ちを大切にする人なのかもしれない。

また、エリザベス女王も、トランプ氏に対してかなり辛辣な反抗精神をうかがわせた。下の動画にあるように、公式晩餐会では、表面上はもちろん、丁寧におもてなしをしていたが、身に着けていた豪華なルビーのティアラが人々の目を引いた。WWDによると、ルビーは、女王が1947年にフィリップ王子と結婚したときに、ミャンマー(当時のビルマ)の人々から結婚のお祝いに贈られ、1973年に『House of Garrard』にそれらのルビーを使って制作させたティアラだった。米国では、ジョージW.ブッシュ大統領によって、ミャンマーの軍事政権に対する継続的な制裁の一環として、ビルマ産ルビーの輸入を2003年から禁じていた。 2016年に、オバマ大統領がこれらの制裁とルビーの禁止を解除した。エリザベス女王は立場上、政治的には中立的であるとされているが、実際は、共和党が嫌いなのかもしれない。

ティアラは、96個のビルマ産のルビーとダイヤモンドでできており、ルビーには、「悪魔から身を守る」という意味がこめられている。ティアラとお揃いのイヤリングとネックレスにも大きなルビーが使われている。SNSでは、女王がトランプ氏との会食で、「悪魔から身を守る」ために、意識的にこの日、ルビーのティアラ等を選んだのではないかとうわさになっているそうだ。その豪華なルビーの輝きを下の動画でどうぞ。

   

英国では、トランプ氏の政策に異を唱える人は多い。日本でも国技館前でプラカードを掲げた人が一人か二人いたが、逮捕されてしまったようだ。これが日本の悲しい現実であり、トランプ氏がこれまでにどのようなことを言ったり、行ったりしたか興味を持つ人があまりにも少なく、政治に興味を持つ人が限りなく少ないのだ。



写真は、バッキンガム宮殿前でヘリコプターで到着するトランプ氏に意義を唱えるプロテスターたち。(CNNより)

Thursday, February 14, 2019

安倍「悪夢のような民主党」小沢「そりゃ、総理にとっては悪夢だったろう」

安倍総理大臣の『悪夢のような民主党』という発言をめぐり、自由党の小沢代表は、『もう一度悪夢を見てもらおう。』と述べ、政権交代をめざす決意を表明しました。(ANNニュースより)

Wednesday, October 21, 2015

カナダがISISに対する戦闘任務を終えることをオバマに伝える




新しくカナダの首相になったジャスティン・トゥルードーは、米国大統領のオバマに電話で人道支援や地域訓練は続けるが、ISISへの戦闘任務は終了することを伝えた。

Canada Will End Combat Mission Against ISIS
Newly elected Canadian Prime Minister-designate Justin Trudeau tells Obama that Canada will maintain humanitarian aid and training in the area, though military involvement will cease.

Reuters - Canada's Prime Minister-designate Justin Trudeau, who came from behind to trounce his Conservative rivals and snatch a majority mandate, now has to deliver on pledges from tackling climate change to legalizing marijuana.

Trudeau, who had also promised to withdraw Canada from combat in the coalition fight against Islamic State, said he told U.S. President Barack Obama on Tuesday that Canada will pull out of the bombing mission but maintain humanitarian aid and training.
The White House had earlier said it hopes the new Canadian government will continue to support the efforts of the U.S.-led coalition to fight Islamic State militants in Syria and Iraq.

"He understands the commitment I've made around ending the combat mission," Trudeau told reporters.
Trudeau, who campaigned on a promise of change, toppled Stephen Harper's Conservatives on Monday, giving him the freedom to start implementing his campaign pledges largely unimpeded.
He struck a chord with Canadians weary of nine years of Conservative rule. Harper resigned as party leader after the defeat.

The 43-year-old son of former Prime Minister Pierre Trudeau swept to victory with 39.5 percent of the popular vote in an election that saw the highest voter turnout since 1993.
The Liberal leader will have to quickly start delivering on his promises to change policy, beginning with a U.N. climate change summit in Paris in December.
Trudeau plans to double spending on infrastructure to jump-start anemic growth. In addition, his Liberals plan to begin working on legalizing marijuana "right away," Trudeau said during the campaign. He has said marijuana laws could be changed within the first two years of his government.
"To this country's friends all around the world, many of you have wondered that Canada has lost a compassionate and constructive voice in the world over the past 10 years," Trudeau told jubilant supporters in Ottawa. "Well, I have a simple message for you on behalf of 35 million Canadians: we're back."
The win marked a turn in political fortunes that smashed the record for the number of seats gained from one election to the next. The center-left Liberals had been a distant third-place party before the vote.
"When the time for change strikes, it's lethal," former Conservative Prime Minister Brian Mulroney said in a television interview.
Trudeau attacked Harper relentlessly for turning Canada into a "pariah" on climate change issues. He pledged to attend the Paris conference, and then convene the country's provincial premiers within 90 days to create national emissions targets under a framework that would allow provinces to set a price on carbon.
U.S. Secretary of State John Kerry said Harper's defeat will not affect Kerry's decision on whether to approve the controversial Keystone XL oil pipeline between the two countries.
Trudeau backs Keystone and has vowed to repair cool relations between Ottawa and Washington.
The Liberal leader said he did not raise Keystone in his conversation with Obama and made "a point of staying much broader in our conversation."
Choosing a cabinet will be one of Trudeau's top priorities before he and his ministers are sworn in. Trudeau said he would unveil his cabinet on Nov. 4.
Former Canadian Finance Minister Ralph Goodale is among seven top contenders to run that department, a senior adviser to Trudeau said.
The Liberals plan to run a C$10 billion annual budget deficit for three years to invest in infrastructure and help stimulate Canada's anemic economic growth.
Stock investors cheered the Liberal victory, betting it would loosen government purse strings to kick-start growth.
Shares of construction firms and railways rose on the Toronto Stock Exchange along with heavyweight resource and financial stocks.
Canadian medical marijuana stocks also were higher.
Liberals' strong showing removed the uncertainty that could have resulted from a minority government, and while the new administration plans to run deficits, it has also said it would keep corporate tax rates steady.
The Canadian dollar strengthened as fiscal policy could limit the need to cut interest rates.
"People are breathing a sigh of relief and they are looking for those areas that should show a positive impact from what the Liberals were talking about," said Irwin Michael, portfolio manager at ABC Funds.
Trudeau, a telegenic father of three, also returns a touch of glamour, youth and charisma to Ottawa.
Britain's Daily Mirror newspaper asked "Is Justin Trudeau the sexiest politician in the world?" while an Australian news website was more direct: "The votes are in and Canada has come out of its election with a super hot new leader."
Trudeau kicked off his first morning as prime minister-designate by greeting astonished voters at a Montreal subway station in his home constituency.

続きは明日、翻訳するつもり。

又、自由党は、2年以内にカナダでマリファナを解禁することを約束している。

Tuesday, October 20, 2015

ジャスティン・トゥルードーが当選翌朝にやったこと

昨日のカナダ総選挙の投票率は、68.5%と1993年以来約25年ぶりに最高の投票率だったそうだ。保守党のハーパー政権をいかに落とすかということで国民がみんなで団結して得た嬉しい結果となった。


2015カナダ総選挙結果(獲得議席数):
自由党 184
保守党 99
新民主党 44
ブロック・ケベコワ党 10
カナダ緑党 1
その他

TwitterやFBなどのネット上で国民がつながっている今、日本でもこのカナダ選挙の再現は可能だと思う。

選挙当選の翌朝、ジャスティン・トゥルードーが何をしたかというと、モントリオールの地下鉄に行って、これから出勤する人達に握手をしながら、当選させてくれてありがとうという感謝の気持ちを伝えたのだ。

全く警備員もつけず、地下鉄で一般市民と握手をするカナダの首相。カナダがいかに安全な国かを世界中に知らせるとともに、トゥルードー首相がどれだけ国民を尊重しているかがわかるというものだ。なかなかできるものではない。


Justin Trudeau greets people at Montreal subway the morning after election
Canada's next Prime Minister spent the morning after the election in a Montreal subway station to say thank you to transit riders. Surprised commuters shook his hand and posed for photos. For a detailed look at what went down on election night, click here: http://glbn.ca/TDj9U
Posted by Global News on Tuesday, October 20, 2015

この動画を見て、自由党がなぜ勝利したかがわかった気がする。 

Monday, October 19, 2015

カナダ選挙2015:自由党の大勝利でジャスティン・トゥルードーが新首相へ

昨日お知らせした通り、本日行われたカナダの連邦議会選挙では、自由党が驚きの191議席を獲得して過半数を超える多数与党となり、ジャスティン・トゥルード―が新しい首相に就任することになった。




今回の投票率はまだわからないが、選挙前投票では、前回よりも71%高い投票率だったということから、選挙当日もかなり投票率が高かったと思われる。

実際、私の知り合いも、ハーパー政権は嫌だけど、選挙に行っても意味がないという人がいたので、「選挙に行かないことによって、保守党に2倍の投票をすることになるんだよ。それでもいいの?」といったら、「それはかなり説得力がある。必ず投票に行かなくちゃ。」といって、仕事を早く切り上げて投票に行った。

富裕層ばかり優遇するハーパー政権に嫌気がさしたカナダ中流階級の国民が団結して、政党関係なく保守党ハーパー政権以外で最も優勢な政党に投票を集中させた結果、今回、自由党が圧勝した。

これを来年の日本の参院選に役立てることはできないだろうか。例えば、野党が連携した場合、その政党に全国みんなで集中して投票するのだ。そうすれば、民主党が連携しようがしまいが全く関係ない。

新しく首相に就任したジャスティン・トゥルードーの就任あいさつによれば、自由党が勝利できたのは、国民の声を聞いた結果であり、国民の皆さんが自由党の勝利を導いてくれたとしている。

どこかの与党とは全く正反対だ。連携した野党は、全国をくまなく回り、国民と対話して、国民が何を求めているのかを聞き、それを統計にしてから政策を練ればいいのではないか。時間のかかることなので、もう、すでに始めなければ間に合わなくなる。

世界的に左派の波が押し寄せているいま、日本でも来年はぜひ、自民党を打倒したい。