Tuesday, September 25, 2012

原子力寄生委員会が取材から赤旗を締め出す

寄生虫のように国民の税金を吸って生きながらえる原子力寄生委員会だが、あれだけ国民が反対したにもかかわらず、田中俊一氏ら原子力推進派で人事を固めてしまった。

さらに、原発寄生委員会の事務的機能を果たす原発寄生庁にも、原発推進派がずらりと並んでいるわけだ。



そもそも、福島第一原発事故のような大惨事が起きたにもかかわらず、いまだに原発が再稼動され、さらに、なぜ、国民の生命を脅かす原発を推進するための委員会や行政機関としての寄生庁が発足されたのか。

「原子力規制」とは名ばかりで、実際は、原子力を推進するための委員会なのだ。それは、人事を見ただけで明らかであり、あからさまな憲法違反でもある。

さらに、原発の透明性を高めるはずの寄生委が、「特定の主義主張を持つ機関の機関紙は、ご遠慮いただく」といって、毎週一回開かれる委員会終了後の記者会見の取材から、原発に批判的な記事を記載している『赤旗』を締め出したというのだから、あきれて開いた口がふさがらない。



こういうニュースを聞くたびに、日本は、民主主義からは、程遠い独裁国家であることを再確認することになるのだ。マスコミには、政府の意向どおりの記事を書くことが期待され、それに逆らうものは、村八分という北朝鮮並みの独裁国家ぶり。

日本の不幸は、行政も、マスコミも、経済も全てが、原子力村マフィアに仕切られていることであり、これを打ち破る方法がいまのところ何もないということだ。


姿勢問われる原子力規制委員会

NHK 9月19日 22時00分
岡田玄記者
国の原子力の安全規制を一元的に担う新たな規制組織、「原子力規制委員会」が、原発事故から1年半余りたってようやく発足しました。
原子力規制委員会は、原発事故で浮き彫りとなった「独立性」や「透明性」の実現のほか、安全規制や防災対策の強化、それに、運転再開の判断基準の見直しなど、多岐にわたる業務と課題に取り組むことになります。
取材を担当している科学文化部の岡田玄記者が解説します。

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