Wednesday, October 21, 2015

カナダがISISに対する戦闘任務を終えることをオバマに伝える




新しくカナダの首相になったジャスティン・トゥルードーは、米国大統領のオバマに電話で人道支援や地域訓練は続けるが、ISISへの戦闘任務は終了することを伝えた。

Canada Will End Combat Mission Against ISIS
Newly elected Canadian Prime Minister-designate Justin Trudeau tells Obama that Canada will maintain humanitarian aid and training in the area, though military involvement will cease.

Reuters - Canada's Prime Minister-designate Justin Trudeau, who came from behind to trounce his Conservative rivals and snatch a majority mandate, now has to deliver on pledges from tackling climate change to legalizing marijuana.

Trudeau, who had also promised to withdraw Canada from combat in the coalition fight against Islamic State, said he told U.S. President Barack Obama on Tuesday that Canada will pull out of the bombing mission but maintain humanitarian aid and training.
The White House had earlier said it hopes the new Canadian government will continue to support the efforts of the U.S.-led coalition to fight Islamic State militants in Syria and Iraq.

"He understands the commitment I've made around ending the combat mission," Trudeau told reporters.
Trudeau, who campaigned on a promise of change, toppled Stephen Harper's Conservatives on Monday, giving him the freedom to start implementing his campaign pledges largely unimpeded.
He struck a chord with Canadians weary of nine years of Conservative rule. Harper resigned as party leader after the defeat.

The 43-year-old son of former Prime Minister Pierre Trudeau swept to victory with 39.5 percent of the popular vote in an election that saw the highest voter turnout since 1993.
The Liberal leader will have to quickly start delivering on his promises to change policy, beginning with a U.N. climate change summit in Paris in December.
Trudeau plans to double spending on infrastructure to jump-start anemic growth. In addition, his Liberals plan to begin working on legalizing marijuana "right away," Trudeau said during the campaign. He has said marijuana laws could be changed within the first two years of his government.
"To this country's friends all around the world, many of you have wondered that Canada has lost a compassionate and constructive voice in the world over the past 10 years," Trudeau told jubilant supporters in Ottawa. "Well, I have a simple message for you on behalf of 35 million Canadians: we're back."
The win marked a turn in political fortunes that smashed the record for the number of seats gained from one election to the next. The center-left Liberals had been a distant third-place party before the vote.
"When the time for change strikes, it's lethal," former Conservative Prime Minister Brian Mulroney said in a television interview.
Trudeau attacked Harper relentlessly for turning Canada into a "pariah" on climate change issues. He pledged to attend the Paris conference, and then convene the country's provincial premiers within 90 days to create national emissions targets under a framework that would allow provinces to set a price on carbon.
U.S. Secretary of State John Kerry said Harper's defeat will not affect Kerry's decision on whether to approve the controversial Keystone XL oil pipeline between the two countries.
Trudeau backs Keystone and has vowed to repair cool relations between Ottawa and Washington.
The Liberal leader said he did not raise Keystone in his conversation with Obama and made "a point of staying much broader in our conversation."
Choosing a cabinet will be one of Trudeau's top priorities before he and his ministers are sworn in. Trudeau said he would unveil his cabinet on Nov. 4.
Former Canadian Finance Minister Ralph Goodale is among seven top contenders to run that department, a senior adviser to Trudeau said.
The Liberals plan to run a C$10 billion annual budget deficit for three years to invest in infrastructure and help stimulate Canada's anemic economic growth.
Stock investors cheered the Liberal victory, betting it would loosen government purse strings to kick-start growth.
Shares of construction firms and railways rose on the Toronto Stock Exchange along with heavyweight resource and financial stocks.
Canadian medical marijuana stocks also were higher.
Liberals' strong showing removed the uncertainty that could have resulted from a minority government, and while the new administration plans to run deficits, it has also said it would keep corporate tax rates steady.
The Canadian dollar strengthened as fiscal policy could limit the need to cut interest rates.
"People are breathing a sigh of relief and they are looking for those areas that should show a positive impact from what the Liberals were talking about," said Irwin Michael, portfolio manager at ABC Funds.
Trudeau, a telegenic father of three, also returns a touch of glamour, youth and charisma to Ottawa.
Britain's Daily Mirror newspaper asked "Is Justin Trudeau the sexiest politician in the world?" while an Australian news website was more direct: "The votes are in and Canada has come out of its election with a super hot new leader."
Trudeau kicked off his first morning as prime minister-designate by greeting astonished voters at a Montreal subway station in his home constituency.

続きは明日、翻訳するつもり。

又、自由党は、2年以内にカナダでマリファナを解禁することを約束している。

Tuesday, October 20, 2015

ジャスティン・トゥルードーが当選翌朝にやったこと

昨日のカナダ総選挙の投票率は、68.5%と1993年以来約25年ぶりに最高の投票率だったそうだ。保守党のハーパー政権をいかに落とすかということで国民がみんなで団結して得た嬉しい結果となった。


2015カナダ総選挙結果(獲得議席数):
自由党 184
保守党 99
新民主党 44
ブロック・ケベコワ党 10
カナダ緑党 1
その他

TwitterやFBなどのネット上で国民がつながっている今、日本でもこのカナダ選挙の再現は可能だと思う。

選挙当選の翌朝、ジャスティン・トゥルードーが何をしたかというと、モントリオールの地下鉄に行って、これから出勤する人達に握手をしながら、当選させてくれてありがとうという感謝の気持ちを伝えたのだ。

全く警備員もつけず、地下鉄で一般市民と握手をするカナダの首相。カナダがいかに安全な国かを世界中に知らせるとともに、トゥルードー首相がどれだけ国民を尊重しているかがわかるというものだ。なかなかできるものではない。


Justin Trudeau greets people at Montreal subway the morning after election
Canada's next Prime Minister spent the morning after the election in a Montreal subway station to say thank you to transit riders. Surprised commuters shook his hand and posed for photos. For a detailed look at what went down on election night, click here: http://glbn.ca/TDj9U
Posted by Global News on Tuesday, October 20, 2015

この動画を見て、自由党がなぜ勝利したかがわかった気がする。 

Monday, October 19, 2015

カナダ選挙2015:自由党の大勝利でジャスティン・トゥルードーが新首相へ

昨日お知らせした通り、本日行われたカナダの連邦議会選挙では、自由党が驚きの191議席を獲得して過半数を超える多数与党となり、ジャスティン・トゥルード―が新しい首相に就任することになった。




今回の投票率はまだわからないが、選挙前投票では、前回よりも71%高い投票率だったということから、選挙当日もかなり投票率が高かったと思われる。

実際、私の知り合いも、ハーパー政権は嫌だけど、選挙に行っても意味がないという人がいたので、「選挙に行かないことによって、保守党に2倍の投票をすることになるんだよ。それでもいいの?」といったら、「それはかなり説得力がある。必ず投票に行かなくちゃ。」といって、仕事を早く切り上げて投票に行った。

富裕層ばかり優遇するハーパー政権に嫌気がさしたカナダ中流階級の国民が団結して、政党関係なく保守党ハーパー政権以外で最も優勢な政党に投票を集中させた結果、今回、自由党が圧勝した。

これを来年の日本の参院選に役立てることはできないだろうか。例えば、野党が連携した場合、その政党に全国みんなで集中して投票するのだ。そうすれば、民主党が連携しようがしまいが全く関係ない。

新しく首相に就任したジャスティン・トゥルードーの就任あいさつによれば、自由党が勝利できたのは、国民の声を聞いた結果であり、国民の皆さんが自由党の勝利を導いてくれたとしている。

どこかの与党とは全く正反対だ。連携した野党は、全国をくまなく回り、国民と対話して、国民が何を求めているのかを聞き、それを統計にしてから政策を練ればいいのではないか。時間のかかることなので、もう、すでに始めなければ間に合わなくなる。

世界的に左派の波が押し寄せているいま、日本でも来年はぜひ、自民党を打倒したい。






Sunday, October 18, 2015

2015年カナダ連邦議会選挙で保守党から自由党へ政権交代の可能性大

このところ、仕事が忙しくなってきてブログを書く時間がなかった。ご存じの通り、ブログはただ書くだけではなくて、書く前にいろいろな記事を読んだり、動画を見たりするのに書く時間の数倍の時間が取られてしまうので、忙しくなると、その調べる時間がなくなってしまい、ブログも書けなくなってしまう。

休みの日は仕事で疲れてぐったりしているので、どちらかというとあまり頭を使わないようなガーデニングとか、エクササイズをして、仕事の疲れを癒そうと’するので、頭を使うブログからは遠ざかってしまう。

そんなわけで、しばらくご無沙汰しておりました。

明日、10月19日(月)、日本では20日(火)はいよいよ念願のカナダ連邦議会選挙(下院)の日がやってくる。といっても、今年は、期日前投票が記録的に多かったそうだ。

カナダは米国と違って、首相の任期の期限がないので、何年でも同じ人物が首相の座に居座ることができる。だから、ハーパー保守政権がもうすでに10年も続いている。しかし、今年はやりたい放題やってきたハーパー政権をなんとか打倒しようと多くの市民が立ち上がり、ネットや直接友人や家族に呼びかけて、やっとハーパー政権の終焉を迎えることができそうな情勢にまできている。

事前のネット上の数件の世論調査では、ジャスティン・トゥルードー率いる自由党が保守党を破って優位に立っている。前述のブログ記事にも書いたが、ジャスティン・トゥルード―は、元首相ピエール・トゥルード―の息子で、約2年前に自由党党首になったばかり。若干43歳という若さだが、歴史の浅い若い国であるカナダを担うには適していると思う。

さて、下の表が最新の世論調査だ。カナダの政党は、左から、BQ(ブロック・ケベコワ)、CON(保守党)、GRN(カナダ緑の党)、LIB(自由党)、NDP(新民主党)の5党。右の表は投票率を表し、右の表は、連邦議会での議席数(下院議席数定数:338議席)を表している。この表から、ネット上の3社による世論調査では、昨日の時点で、自由党が保守党よりも高い投票率で、今日の時点で議席数も多いことがわかる。

http://www.electionalmanac.com/ea/canada/

下のチャートは、今年の1月から10月15日までの世論調査の動きを表している。青が保守党、赤が自由党、オレンジが新民主党、緑が緑の党、水色がブロック・ケベコワとなっており、保守党はほぼ横ばいだが、終盤にきて、自由党が新民主党に変わって勢いを増していることがわかる。これは、保守党に嫌気がさした国民が、保守党を終わらせるために終盤、支持党関係なく、自由党か新民主党かどちらか優勢な方に乗り換えたという証拠だ。 

http://www.electionalmanac.com/ea/canada-election-polls/

明日の投票が終わるまでなんとも言えないが、これまでの流れからいくと、自由党が保守党を破って、自由党少数与党政権、又は、票がさらに伸びて、自由党が170議席を超え、多数与党政権となりそうだ。もし、自由党の票が伸びない場合は、新民主党と連立した多数与党政権が生まれる可能性もある。いずれにせよ、ジャスティン・トゥルードーという新しい首相を迎える可能性は濃厚だ。




One of the best explanations for the importance of voting that I've ever heard. And I would have given kudos to Harper or Mulcair had they said it too.
Posted by Sandenn Killoran on Tuesday, October 6, 2015

上は、ジャスティン・トゥルード―が若い人に投票を呼び掛けている動画。投票に行かないことは結果的に保守党に投票することになるということを訴えている。

Saturday, October 3, 2015

小沢一郎氏談話『政権交代こそ野党連携の最大目的』

今年は、カナダでも、10月19日(月)に総選挙がある。 長年続いた保守党のハーパー政権を今年こそは打倒しようと国民は躍起になっている。アメリカは、大統領の就任期限が最大で2期(4年X2=8年)と決まっているが、カナダでは日本と同じように期限がなく、選挙さえ勝てば、何年でも同じ人物が首相の座を維持できることになっている。
いくつかに分かれていた保守派が統合されて一つになってからは、ずっとその保守派が政権を握っている。今年こそは、ハーパー政権を打倒するために、左派支持者は、お互いに協力することになった。NDPとLiberalそれぞれの支持者の30%が、政党に関係なく、選挙で有利な方に投票する準備が整っているそうだ。果たしてこれがうまくいくかどうかは、お楽しみというしかない。

日本では、野党連携に共産党が参加して下さるということで、万一、民主党が連携しない場合でも、国民は、連携した党に入れれば、勝利は見込める。そもそも、民主党が政権の座についたのは、小沢一郎氏がいたからで、その小沢氏を総理にしなかったばかりか、メディアや検察、政府の罠にはまって民主党から追い出そうとしたその当時の閣僚メンバーには国民はいまでも裏切られた感がかなり根強く残っている。

いまでこそ、そのときの得票のおかげで、議員数が多い民主党だが、その当時の民主党に反感を持っている国民は多いので、民主党が野党に連携しない場合、次の選挙はあまり期待しない方がいいだろう。

小沢氏は、野党連携にとても積極的で、以前より「オリーブの木構想」を提案している。この通りに野党が連携できれば、次の選挙では必ず勝利すると思う。

日本一新の会のMLより転載させていただく。小沢一郎氏の談話。
政権交代こそ野党連携の最大の目的(談話)

               平成27年10月2日
代表 小沢一郎

違憲立法を許すならば戦前の昭和史を繰り返すことになる

第189回国会は9月27日に閉会しました。安倍政権は、戦後最長
の会期延長を行い、安保関連法を数の力で強引に成立させました。
今後、日本は時の政府の判断で憲法の前文や第9条にある平和主
義、国際協調という基本理念を全く無視して、海外のどのような
紛争にも無原則に自衛隊を派遣できるようになります。

為政者が国民を蔑ろにして勝手にことを起こそうとする時は、
常に似たような言葉を使って国民をごまかそうとします。安倍首
相は「外国にいる邦人を救出する」、「ホルムズ海峡に機雷が撒
かれて海峡が封鎖されると日本は存立危機事態に陥る」等と説明
しました。
これは戦前の大本営発表で使われた言葉と全く同じです。「邦
人の生命を守る」「満蒙は大日本帝国の生命線だ」・・・。そし
て日本は戦争に突入していったわけですが、安倍内閣は正にそれ
と同じような言葉を使って国民を欺いています。このような考え
方に基づく、今回の違憲立法がまかり通れば、また戦前の昭和史
と同じことを繰り返しかねません。

日本だけでなく古今東西の歴史が示す通り、一強支配体制は政
治から健全な競争をなくし、国民不在の政治をもたらし、その結
果として国民を不幸に陥れてきました。安倍政権は、今またその
道へと突き進み、国民の命と生活を脅かしています。

国民の多くは自公に代わる政権の受け皿を求めている

こうした事態を避けるためのシステムが民主主義です。本来の
議会制民主主義では、与党が国民と約束したことと全く違う政治
を行えば、いつでも政権が交代するという緊張感こそが良い政治
をもたらします。それが小選挙区制の利点であり、民主主義を機
能させる方法です。ところが現在自公に代る政権の受け皿があり
ません。政権交代を現実のものとするためには、何としても野党
が連携していくことが不可欠です。

2014年総選挙で自民党が勝ったとはいえ、得票数が増えたわけ
ではありません。また、投票率をみると、戦後最低だった2012年
の総選挙をさらに7ポイントほど下回り戦後最低を更新しました。
これは国民の皆さんが自公政権にさまざまな面で不満はあるも
のの、それに変わる投票先がないという忸怩たる思いの表れだと
思います。
つまり、多くの国民の皆さんは依然として、もう一度、日本を
立て直すことをきちんとやれる政権の誕生を望んでいます。そし
て、野党各党も政権獲得のために連携していかなければならない
という認識を強くしているように思います。政権交代が実現する
かどうかは、野党の協力次第だと思います。

政権交代を目指さない野党連携は単なる子どもの遊び

野党再編の最大の目的は次の総選挙で政権を取ることにありま
す。国民との約束を果たすには、政権を担わなければ実現できな
いからです。この前提を抜きにして、何を言っても始まりません。
政権獲得を目指さない政党の離合集散は、単なる子どもの遊びに
なってしまいます。
しかし、野党が政権を取るためには、各党がそれぞれ独自の候
補者を立てて選挙を戦ったのでは、小選挙区制の下では自民党に
勝ちようがありません。最近の国政選挙の結果を見れば明らかで
す。来たる参議院選挙、衆議院総選挙では、各選挙区で野党が候
補者調整を行って統一候補を出し、自公と対決する形に持ってい
く必要があります。

その意味で、日本共産党が戦後一貫した選挙方針を大転換し、
「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」で一致する野党との
選挙協力を提案したことは、野党共闘に向けた大きな弾みとなり、
この決断を私たちは高く評価しています。
それでは野党連携のための最善の策は何か。各党が解党して一
つの党をつくることだと思います。しかし現実的になかなかそこ
までいかない部分もあります。では次善の策をどうするか。それ
が今日の我々の最大の課題です。

政権交代の鍵は「オリーブの木構想」

私は、野党は次の参院選を統一名簿による選挙、つまり「オリ
ーブの木構想」で戦うべきだと思います。これは単なる選挙協力
や選挙区調整と考え方が根本的に違います。「オリーブの木構想」
は、選挙時の届け出政党を既存の政党とは別に一つつくり、そこ
に各党の候補者が個人として参加するというものです。
その際、候補者は所属政党を離党することも既存の政党を解党
する必要もありません。選挙区調整では自党の候補者が選挙区か
ら出ていないと、どうしても自党の比例区の応援に力が入ってし
まい本当の野党結集にはなりません。しかし「オリーブの木構想」
なら選挙区も比例区も一緒に戦うわけですから、本当の力の結集
になります。

野党連携の政治的な旗印は、「非自公」「反安保法」など主要
政策の一致で良いと思います。政策論議で細かいところまで詰め
て一致させる必要はありません。国会の場でも、党議拘束を外せ
ば同じ政党内でも各議員の考えで賛否の意思表示をすることがで
きます。同じように、野党連携も国民にとって重要ないくつかの
問題を共有できればそれで十分です。

野党の本気度が伝われば国民は必ず応えてくれる

来年の参院選をこの方法で戦えば1人区はほぼすべて勝利し、
比例区と合わせてかなりの議席を取ることができるはずです。そ
うなれば、自民党も先の国会のような乱暴なことができなくなり
ます。
その野党連携実現で肝になるのが、各議員の「自分を捨てる」、
「自分を殺す」という利他の精神です。そういう中で連携の輪が
広がり、大事ができるようになります。「オレがオレが」と主張
していては大事を成就できません。

大事とは何か。それは「国民のためにより良い政治を我々が行
わなければならない」という使命と責任感。このことを常に肝に
銘じて個人的な感情を捨て大義につく。極めて常識的なことです
がこうした認識を共有できれば、野党連携は必ず実現できます。
野党はそのくらいの気概をもって参院選に臨み、次の総選挙で
政権を取る道筋を国民に示すべきです。次の総選挙で、きちんと
野党が連携できれば政権交代はすぐにでも実現可能だと思います。
野党が本気でやる心意気と勇気をもって政権交代に立ち向かう
姿勢を示せば、必ず国民の信頼を得ることができ、道は拓かれて
いくと確信しています。

座間宮さんが、すでに来年の選挙にむけてデータを集めてくださっています。自民党安倍政権を打倒するために野党連携するなら、早めに準備するに越したことはない。


9/27 選挙ジョッキー 俺達で作り上げた!「国民連合政府」共産党選挙協力データベーススペシャル!
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Thursday, October 1, 2015

奥田愛基君に殺害予告の手紙を書いたのは低学歴で低IQのネトウヨか

奥田君になんとなく親しみを感じたのには、彼が明学(明治学院)の学生だったことがある。というのも、私が通っていた高校は明学のすぐとなりにあったミッション・スクールだったからだ。

高校時代には、テニス部に入っていて、コーチは、明学の学生だった。高校生の時っていうのは、女性ホルモンがありあまっていて、いつも恋愛したいモードだったにもかかわらず、そのコーチらは、あまりにも不細工だったため、私たちテニス部女子の恋愛の対象にはならなかったが・・・・。

特に、私のように、明学の隣の高校に通っていなくても、東京やその郊外や県に住んでいて、受験を経験した人なら、恐らく東京にある学校はほとんど知っているはずなので、明学と明治が全く違う学校であることはわかるはずだ。

恐らく、奥田君宛てに殺害予告の手紙を送ったアホは、東京から遠く離れた地方出身者か、東京に住んでいたとしても、受験を経験したことが全くなかった中卒者に違いない。じゃなければ、明治学院大学に送るべき手紙を謝って明治大学になんか送るはずない。

この犯人だけではなく、奥田君や彼の父親を批判しているのが低学歴のネトウヨだと想定できる。

3年前にこれも偶然、私がカナダで日本語を教えていた大学の心理学者で研究長のゴードン・ホードソン(Gordon Hodoson)教授が、『Live Science』にEメールで送った研究によれば、知能の低い子供たちは大人になってから偏見をもつようになるそうだ。知能の低い大人は、社会的に保守的な価値観に引き寄せられる傾向があり、そのような価値観は、今度は階層ストレスや、変化への抵抗心を生み、偏見をもたらすようになるという。

この研究をする上で、「偏見とは極めて複雑で、多面的なものなので、その偏見が何によってもたらされるのかを明らかにし、理解することがとても重要なのです。」と彼は語った。

ホードソン教授によれば、早期の研究では、低レベルの教育しか受けなかった人には高い偏見が見られることがわかっっていたが、知性と偏見の関係はまだ解明されていなかったので、これこそが論理的に次のステップと考えたそうだ。

で、英国で子供たちを2つのグループに分けて30年から33年間調査し続けたところ、子供時代に知能の低かった人は、大人になった時に人種差別主義者になるという結果になった。又、認知能力の低い人は、他の人種との接触が少ないこともわかったそうだ。

けれども、「知能の低さと社会的な保守主義者の関係性が判明したからと言って、全ての偏見にとらわれない自由主義者(リベラル)は賢くて、すべての保守主義者は頭が悪いと言っているわけではない。とても賢い保守派もいれば、あまり賢くない自由主義者もいる。この研究は、2つに分けたグループの平均を見たもの。例えば、男女の身長の平均を比べると、男性の方が女性よりも高くなるが、ランダムに男性から一人、女性から一人選んで比べると、女性の方が高いこともあるのと同じことだと、ホードソン教授は説明している。

「とはいえ、厳密な右翼的思想には、世界の複雑さを理解するのに苦労する人々を引き付けると信じるだけの理由がある。社会的保守思想は規律と順序を重んじる傾向がある。」とホードソン教授はなぜ保守思想が低い知性をひきつけるかを説明した。「さらに、不幸にも多くの保守思想的特徴が偏見につながってしまっている。」

どうだろうか。この研究によれば、奥田君に殺害予告の手紙を書いたアホだけではなく、Twitterや2ちゃんねるでやたらとブサヨだのチョンだの書き込んでいるネトウヨは、低学歴でIQが低い可能性が高いと言えるだろう。

今の自民党安倍政権を見ても、右翼は低IQであることが明らかで、これからの日本は、いつまでもこの低IQ集団に政権を任せていてはダメになる。高IQの野党がまとまって今の危機をなんとか乗り越えようではないか。この高IQ野党集団に民主党が入るかどうかは謎だが・・・・(笑)。

ゴードン・ホードソンの研究については、すでに和訳された記事があるので、詳細は、そちらをご参考まで。

【英語原文】