Tuesday, September 22, 2015

さすがのネトウヨも山本太郎と仲間たちには太刀打ちできず



ネトウヨによって「山本太郎参議院議員の除名処分を求める署名」がキャンペーンサイト「Change.org」で呼びかけられたが、その署名数が、数日後に立ち上げられた「山本太郎を支持する署名」にわずか一日で追い越された。

ネトウヨは、9月18日の参議院本会議にて、山本議員が行った牛歩(故意に遅く歩いて時間をかける行動)や、数珠を持ち焼香を行うパフォーマンスを取り上げ「山本太郎参議院議員を除名処分に!」と呼びかけた。



理由として、下記のように書かれている。

牛歩は議会内の戦術であります。
多くの日本国民は牛歩の件ではなく、国権の最高機関である国会という場での葬式パフォーマンス・ごっこに対し深い怒りを覚えています。
除名処分が、日本国憲法58条、国会法第122条、衆議院規則第245条、参議院規則第245条に規定されています。
これは各議院の秩序を乱したり品位を傷つけることが甚だしい場合に適用され、除名対象議員が所属する議院の本会議において、出席議員の3分の2以上が賛成すれば除名処分となり、議員の身分を失います。
最初の署名では、「ひとり牛歩」を批判していたが、この署名の主催者の気が変わったのか、現署名では、牛歩は議会内の戦術であることを認めている。ネトウヨは、よほど、解釈の変更がお好きなようで(笑)。その通り、牛歩は戦術として昔から議会で使われているため、ルール違反でもなんでもない。

さらに、各議院の秩序を乱したり、品位を傷つけたとなっているが、それをやったのは、与党の方ではないか。まず違憲立法というルール違反から始まって、国会内手続きでも、大きくルールを逸脱して議院の秩序を乱したではないか。野党の質問権を奪い、発言時間の制限動議による言論封殺などの弾圧も行って国会の品位を傷つけたのは、それこそ与党の方だ。

そもそもこの除名処分の署名に一定の人数の署名が集まったからといって、山本議員が除名処分になるということは、120%ありえないのだ。出席議員の2分の1以上ならありえるかもしれないが、自公+3ショボ野党では、3分の2以上の署名を集めるのは無理だ。過去に除名処分になった国会議員は2名のみで、それも60年以上も前(1950年、1951年に各1人)のことらしい。

このような署名が存在することがメディアで広まり、山本議員の宣伝となり、得をするのは、山本議員の方なのだ。

この山本太郎除名処分の署名に対し、有志が始めたのが、「山本太郎氏を支持する」署名。



デマにもとづき、山本太郎参議院議員の除名処分を請求している動きがあるが、それは全く不当である。山本議員のブログにもあるように、彼が行った「ひとり牛歩」は「・・・ルールから逸脱した行為、と思っている人もいるようですが、議長の議事整理権で定められた制限時間内に投票を行った、という事ですから、今回のひとり牛歩は、ルール違反ではありません。そして、本題の「デマ」に関して。山本が先走って牛歩を行った事で、投票に制限時間を設ける動議が出され、他の野党が安保法案採決で、牛歩が出来なくなった、との指摘は、事実と全く違い、誤解・デマです。」国民の利益を代表して活躍している山本議員を支援し、支持を表明することで、彼の活動を応援しよう。

署名の数は、支持派の署名数が20,912筆、

除名処分を求める署名数が16,672

となっている。何万人というコピペされたネトウヨがかかっても、山本太郎と仲間たちに「秒殺」されてしまったというみじめな結果となった。このことは、山本太郎議員の人気がいかに高いかを物語っている。ネトウヨたちは、今頃、地団駄踏んで悔しがっていることだろう。

最後にこの件について、座間宮さんのYouTubeが傑作だったので、シェアさせていただきたい。




No comments: