小沢氏が訪独、狙いは「脱原発」
国民の生活が第一の小沢代表は、脱原発政策を進めているドイツを訪問しています。小沢氏の狙いはどこにあるのか、橋本記者の報告です。
そして、ブログ『放射能メモ』では、さっそく小沢氏のドイツ現地でのインタビューの動画と書き起こしがアップされている。
阿修羅にもその記事が転載されている。
国民の生活が第一「ドイツ脱原発視察」小沢氏インタビュー (放射能メモ)
記者:環境大臣との会話の中で、10年後に原発をなくすにあたって参考になるようなことは、あったか?
小沢:ドイツでは風力発電が、再生可能エネルギー・代替エネルギーとして大きな比重をしめている。命の問題、暮らしの問題、高レベルの廃棄物のコストの問題、事故を起こしたときの処理費用のことを考えると、原発というのは高いものになる。安全で環境にもいい新しいエネルギーを開発していくのは多少費用がかかっても良いという、感覚のようだ。
記者:ドイツの環境大臣が、日本の脱原発についての実現可能性について、どう言及されたのか?
小沢:ドイツの大臣が、日本についての論評はしない。私は、日本は原発に依存してきたので、再生可能エネルギーへの努力が少なかった。日本の場合は、地熱を利用するのか有効だ。と思っている。本気でやれば、日本はドイツ以上に容易に代替エネルギーに切り替え可能のはず。ドイツでは、2050年にCO2の排出を8~9割減らす計画だそうだ。コストの上昇も解決可能だと思っている。
記者:脱原発に、ドイツではすべての与野党が賛成だそうだが、日本では原発推進の党がある。「生活」はどのように答えていくのか?
小沢:ドイツが脱原発に切り替えたのは、日本の福島の事故があったから。原発事故を抱えている日本が、これを変換しきれないというのは、ドイツから見れば、非常に疑問。日本は今まで脱原発に力を注いでこなかった。本気でやれば日本はドイツ以上に可能性がある。事故を契機に日本は脱原発に取り組んでいくべき。
記者:ドイツの脱原発の経済的影響について、産業界の反応はどうですか?
小沢:ドイツの大臣は、競争力が維持していけるように、施策を講じている。と言っている。電力会社で既得権が侵さることについて、訴訟が起こっているが、脱原発に反対しているわけはない。損害請求の訴訟だ。産業界も脱原発については、賛成ということのようだ。
読者のみなさまには、日本のメディアがほとんど伝えないこのニュースをどんどん拡散して、「国民の生活が第一」が脱原発に真剣に取り組んでいることをアピールしていただきたい。
とらちゃんも小沢氏の訪独について、大手メディアのニュースを集めてくださっているので、ご参考まで。
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