参考:National Post (英語)
日本でも、大阪市長で、維新の会代表のハシシタの人権を無視した発言が問題となっているが、彼の「従軍慰安婦は必要だった」という発言は、日本だけでなく、海外のいくつかのメディアでも驚きを持って報道された。
CNNニュースの冒頭では、ハシシタが、「従軍慰安婦は、現地で戦う兵士のプレッシャーをやわらげるために必要だった。」と驚くべきコメントを述べたことを紹介している。
当時、主に韓国人、中国人、フィリピン人など最高で20万人(この人数に関しては、歴史家の間でもさまざまな意見があるとのこと。)の女性が日本軍によって性の奴隷として強制的に働かされたことを紹介し、韓国の政府高官からハシシタは、歴史の認識や女性の人権を尊重することが全くなっていないと批判を受けたことを伝えた。
しかし、そんな批判は全く身にこたえないかのごとく、普天間で米国の司令官に会ったとき、「もっと沖縄の風俗業を活用して欲しい。」と延べ、司令官を凍りつかせたことも紹介されている。
ここで、誰もが思うことは、公の場で、男性特有の個人的な意見を述べなくてもいいのにと言うことだろう。その当時、強制的に働かされていた慰安婦の女性たちの精神的、肉体的痛みを理解すれば、こんなことは決して口にできることではないと思う。
このハシシタ発言を批判する自民党議員が紹介され、もっともらしいことを言っていた。このハシシタ発言によって、最も得をしたのは、自民党だったかもしれない。
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