小出先生が吉田照美ソコダイジナトコに出演されて、原発問題について、語られた。野田が福島第一原発を5分だけ重装備で視察したことや、メディアが『国民の生活が第一』党のことは全く伝えないこと、次期選挙で自民党が与党になったら、原発が2030年代で廃止されるどころか、30年代までには、増えてしまうだろうということなどを語った。
20121015 吉田照美ソコダイジナトコ「原発問題の今」 小出裕章
野田が福島第一原発を視察したときに発したのが、「復興再生の全ては除染」という言葉だったとか。は?今さら何を言ってるの?という感じだ。除染では何も解決できない。文字は、汚染を取り除くという意味だが、実際に原発事故の放射性物質を取り除くのは不可能で、単に移動させるだけだということは、みんな知っている。
それなのに、除染をいまさらのごとく強調するとは、昔の言葉で言えば、「ずっこける」、少し前に流行った言葉で言えば、「脱力する」しかないということだ。
除染より何よりも、そこに住む住民をまず移動させなければならない。除染に無駄な税金を使うかわりに、国民、特に子供達を強制的に疎開させるのが筋だろう。
小出先生がおっしゃられるように、野田の視察は単なるパフォーマンスだということがみえみえだったし、「全く問題の深刻さや何をしなければいけないというのがわかっていないというのがあらためてわかった」というのは、ほとんどの国民が感じたことだろう。
又、野田は、視察に重装備しなければならないようなひどい状況にもかかわらず、いまだに「収束宣言」を撤回しないのも国民をあまりにも馬鹿にした態度だと思う。
小出先生が、民主党の原子力政策について痛烈に批判されたとおり、民主党は、いますぐ廃炉ではなく、2030年代までにゼロにするなどとふざけたことを言っているが、自民党政権になったら、さらにひどく、原発は、どんどん続いていくことになるだろう。
米国の二大政党制を真似て、民主党か自民党かしか選択がないかのごとくメディアは騒いでいるが、実際は、多くの選択がある。小出先生は、「国民の生活が第一」党が本気でやれば応援してくれそうな言い方をしていた。
小出先生は前々から全く政治家を信用していないとか政治不信だとかご自身で語られてきたので、「国民の生活が第一」党をどこまで応援してくれるかはわからないが、小出先生に応援してもらえるよう、「国民の生活が第一」党にも脱原発への本気度を見せて欲しい。ドイツへの視察はその第一歩というところか。
それにしても、国民が見捨てた自民や民主についてばかり報道し、国民が最も知りたがっている「国民の生活が第一」党について全く何も伝えないメディアの腐敗度はすさまじいものがある。
メディアが伝えないなら、私たち国民がブログやTwitter,Facebookなどを通して、「国民の生活が第一」党の動きについて、どんどん伝えていこうではないか。
2 comments:
記事の中に「小出先生は、「国民の生活が第一」党が本気でやれば支持するような言い方をしていた。」という記述がありますが、引用先のラジオ番組からは、そのような小出氏の意図は読み取れません。実際は、小出氏が「国民の生活が第一」の脱原発政策に対して、「はい、でも、どこまで本気かといわれれば…」と懐疑的な発言をしたところで、吉田照美が「はっきり、うん、そりゃ本気でやればね」と遮っています。また、吉田照美の発言が小出氏のものと読み取れるような記述箇所が多々あります。ブログ管理者様には、記事の訂正および小出氏に対する謝罪をお勧めします。
はあ?このブログはインタビューの書き起こしではなく、このインタビューを聞きながら私が感じたことを書いたまでです。吉田照美氏との会話の中で、小出先生が言われたことやはっきりとは言っていないけれどもニュアンスで感じ取れたことを書きました。念のため、あなたのような人にでもわかりやすいように追記をしておきましたので、もう一度よく読んでください。
「小出先生は、「国民の生活が第一」党が本気でやれば支持するような言い方をしていた。」
小出先生は、はっきり支持するとは言っていないけれども、そのような言い方をしていたということです。小出先生の言葉から感じられるニュアンスの受け取り方は人それぞれ違って当然だと思います。
きっとあなたは、国民的人気の小出先生が「国民の生活が第一」を応援するようなことがあると、困る立場にいる方なのでしょうね(笑)。
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