Thursday, August 2, 2012

デヴィ夫人を告訴したスタイリストの愚かさ

ロンドン・オリンピック報道でこのところかき消されていた大津いじめ自殺事件(実際は殺人事件だろう)事件だが、再び注目を集めるような出来事が起きた。

デヴィ夫人が、ブログ『デヴィの独り言 独断と偏見』で大津イジメ自殺事件について書いた記事の中で公開した女性の写真が、加害者の母親であるかのような誤信を与え、それをネットで広めたせいで、その女性の名誉を毀損したという理由でその女性から訴えられたのだ。

実際は、すでにネットに広まっていた情報をデヴィ夫人がブログでとりあげたまでであり、デヴィ夫人がこの写真を広めたわけではない。デヴィ夫人がブログの中で公開したのは、その茶髪の女性が缶ビールを手に持ち、加害者の父親の肩に腕をまわし、頬を寄せ、満面の笑みを浮かべてポーズをとっている写真で、加害者の父親との新密度をうかがわせるものだった。

デヴィ夫人は、その女性が加害者の母親とは一言もブログの中で書いていなかったが、ここまで親密にしているのは、母親に違いないと誤解を与えるような写真だ。妻子持ちの男性にここまで親しくできるということは、もしかしたら、この2人の間には肉体関係があるのではないかと思わず勘ぐってしまうような写真だ。

下記の写真は、デヴィ夫人のブログからはすでに削除されてしまっているが、元はといえば、加害者の父親のフェイスブックから誰かがコピーしたものと思われる。いまでも「大津イジメ殺人事件」でググれば、誰でも加害者の写真や実名を見ることができる。



写真:ある右翼系ブログより

上記のブログのコメント欄の情報によると、この加害者の父親と一緒に映っている女性は、この4月に50歳になられた東京ガールズコレクション等を手掛ける有名なスタイリスト「天野恭子」さんという方だそうだ。確かに名前のイニシャルはK・Aだが、果たしてこの情報が正しいかどうかはわからないが、加害者の父親がデザイン事務所を経営していたということで、接点はあったかもしれない。もし、この情報が正しければ、天野恭子氏がデヴィ夫人を告訴したことになる。

デヴィ夫人はその告訴の通知文とそれに対する答えも下記の記事の中で公開しているが、このニュースをいち早く伝えた「夕刊フジ」、「スポーツニッポン」などでは、一方的にK・A氏の弁護士からの告訴の通知文を紹介しただけで、デヴィ夫人が訴えられたことを強調した偏向報道が行われた。

デヴィ夫人の記事によると、この告訴の通知文で、K.A.氏がデヴィ夫人に求めたのは、謝罪と金銭賠償だという。



売られたケンカ 買いましょう ! 私は逆告訴します!より

そこで、通知人は貴殿に対して、通知人の負った損害に対し
慰謝の措置として 以下のとおり請求いたします。
貴殿直筆による謝罪文の交付 および 直接の謝罪
貴殿のブログサイトのトップページ上に 通知人指定の文言による謝罪文の 90日以上の掲載
相当な金銭賠償
本書到達より1週間以内に上記①ないし③に対する
回答をしていただきますよう求めます。
何らご回答なき場合は誠に遺憾ではございますが、
刑事告訴を含めた断固たる法的手段を取らせていただきます。
本件に関しては 当職らが受忍しましたので
すべてのご連絡は当職ら宛てにしていただきますよう
お願いいたします。      草々
しかし、これを黙って聞くようなデヴィ夫人ではない。さっそく回答書を書いて相手の弁護士に送ったところ、 K・A氏側は、彼女とその弁護士2人しか知らないことを「夕刊フジ」にタレこみ、彼女らの 「通知書」 とデヴィ夫人の「回答書」を提供したそうだ。

デヴィ夫人は、逆告訴することにしたことを怒りと共に今日のブログで伝えている。


まるで 当たり屋に あてられたような 私


私がこの女性だったら、このようなプライベートな写真をFBに公開したこの加害者の父親を訴えるだろう。でも、この加害者の父親から仕事をもらっていた立場だったら、さすがに取引先を訴えることはできないかもしれないし、肉体関係があったらなおさらだ。そのしわ寄せが有名人であるということからデヴィ夫人に行ってしまったのだろう。デヴィ夫人にとっては、「訴えられた」という報道で、いくつかの仕事がキャンセルされてしまったそうでまさに子供のイジメが大人のイジメに取って代わったかのようだ。デヴィ夫人がブログで書いているように、デヴィ夫人の知名度を利用した悪質な威力業務妨害、名誉棄損、 恐喝以外の何ものでもない。

デヴィ夫人は最近では肝心なことを書くとアメブロに削除されてしまうということで、無料配信のメルマガを始められたが、内容がとても濃く刺激になる。アメブロランキングでも「急上昇」カテゴリーで1位だし、Blog Rankingでも4位だ。これからもデヴィ夫人を応援していきたいと思う。

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