今日は、日本時間で3月11日で、あの忘れもしない東日本大震災が起こった日。
震災でご家族を亡くされた方々には、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
あれからちょうど2年が経った今、ほとんどの日本人はまるで何事もなかったように暮らしている。
昨日は、職場でも休憩時間に3月11日のことが話題となった。
日本から出張中の技術者が3月11日に起こった出来事を話してくれた。
日本人のほとんどは、原発事故で何も変わっていないと思っていると言っていた。
カナダでも原発事故のことを全く何も知らない人もいるが、
カナダ人の技術者などは、ほとんどが原発事故がまだ収拾していないことを知っている。
彼らの方が、日本に住む日本人よりも、実情を知っているようだ。
そして、そんなカナダ人の技術者の1人が、トリウム原発について教えてくれた。
中国人が140人の博士号を取得した科学者を雇用して、フルタイムで実現に向けて
福島原発事故を教訓により安全な原発としてトリウム原発に取り組んでいるとのこと。
中国だけでなく、ノルウェーや英国でもトリウム原発の試験的な取り組みが始まった。
トリウム原発はスイッチを切ればすぐに止まるので
福島原発のようにチェインリアクションが起こって爆発することはない。
又、使用済み燃料も地中に埋めると土と同化してなくなってしまうという。
実際はどうなのかはわからない。安全神話が前歩きしている可能性も捨てきれない。
福島やその周辺に住む人々の生活を根本から変えてしまった原発事故。
安全神話を信じた結果が悲劇を生んでしまった。
いまだに事故の原因究明もされておらず、
すでに公開された東電と福島第一原発のテレビ会議の映像でも
今頃新たな情報を流している日本。
これでは、事故で亡くなられた人々や被害に遭われた人々もいつまでたっても浮かばれない。
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