Sunday, July 21, 2013

2013年参院選もまた不正選挙?

今回の参院選の結果は、選挙前にジェラルド・カーティスが予測していた通りとなった。彼の予測どおり、自民党は圧勝、ねじれは解消されたが、改憲に必要な3分の2以上の議席を獲得するまでには及ばなかった。そして、維新の会は大敗し、小沢氏は終焉を迎えたと産経によって報道された。

やはり、日本の選挙では、検察が罪を捏造するときと同じで、最初にシナリオが描かれ、マスコミに選挙前はそのシナリオを報道させる。そして、適当に不正選挙など行ってシナリオどおりの結果になるように導くのだろう。

前にも書いたが、あれほど国民から不人気だった安倍が再び首相に選ばれたのも、A級戦犯の祖父の命を救ってくれた米国に大きな借りがあり、米国に対して最も忠誠心が高いところが買われたのだろう。

去年の衆院選で不正選挙についての疑惑が大きくブログやTwitterなどを通じて伝えられたため、今回は、みんなが不正選挙について警戒心を高めながら投票したことと思う。そんな中でやはり、不正が行われた証拠の動画などが出回っている。

ブラック企業「わたみ」の創業者、渡辺美樹氏の名前が書かれた投票用紙の筆跡が全部似通っていたのだ。もしこれが本当の投票用紙だったとしたら、どうみても、同一人物がなるべく筆跡を変えてほとんどを書いたとしか思えないような代物だ。


投票用紙の筆跡が似ているような気がする動画 2013年7月21日

東京選挙区で一位当選した丸川珠代への投票用紙の筆跡も似通っていたとの噂もある。それにしても、演説を聴いていても何がやりたいのかさっぱりわからない。ただ、自分や自民党を応援して欲しいということしか言っていない。あとは、聴衆と握手するだけ。これで1位当選なんてありえないだろう。丸川の演説にはほとんど人も集まってないようだし・・・・。

7.5 丸川珠代 参議院選挙候補 街頭演説

その人物の主張にかかわらず、組織票さえあれば、大量の票を獲得できるような選挙は未熟だし、いい政治家が育たないと思う。

今回、東京選挙区の当選者の中で、丸川に比べて、演説が上手だと思ったのが、3位当選の共産党、吉良よしこ氏だった。

吉良よし子 池袋大演説会 2013.07.15

今回の選挙で共産党は大躍進し、12年ぶりの選挙区での議席獲得となったが、そこでも、吉良氏へ投じられた2票が他の候補の票の束に混ざっているのが見つかったという。実際は2票どころではなく、紛れ込んでいるのが見つからないこともあるのだろう。


共産候補への票、他候補の束に紛れ込む 確定9時間遅れ
朝日デジタル 7月22日
21日に投開票された参院選東京選挙区の板橋区開票所で、共産党候補に投じられた2票が、仕分けの終わった他候補の票の束に交ざっているのが開票作業中に相次いでわかり、区選挙管理委員会は作業をやり直した。当初見込みでは比例区を含め22日午前3時に確定予定だったが、約9時間遅れの同日午後0時3分までずれ込んだ。
参院選特集ページはこちら

区選管によると、開票作業は21日午後8時50分から始まった。吉良佳子候補(共産党)の2票が、大河原雅子候補(無所属)と小倉淳候補(日本維新の会)の票の束に交じっていることが、22日午前0時ごろまでに相次いでわかった。立会人の一人が点検の際に気づいた。票は自動読み取り機(OCR)を通過後、区職員による点検班のチェックも通り抜けていた。区選管は「あってはならないことで、何が起きたのか検証する」としている。
埼玉選挙区のふじみ野市開票所では、300票ずつにまとめた束のうちの一つが、282票しかないことがわかり、確認のため、確定が予定より5時間余り遅れた。長野県飯田市選管では、比例区の開票結果が印刷できなくなるシステム障害が起き、予定より3時間半遅れて確定した。

4位当選した山本太郎氏の票ももしかしたら、かなり抜かれている可能性がある。マスコミは山本氏の当確インタビューを唯一録画したNHKも雑音で山本氏の主張が消され、動画も途中で切れてしまっている。


山本太郎 当確でNHKインタビュー 7/21

もちろん、テレビで紹介されることもない幻の当確インタビューだ。

山本氏はこれから「茨の道が待っている」と言っていたが、すでに、ネットでは山本氏に対する誹謗中傷が始まっている。

科学と理性に背を向けた人を信任 石井 孝明

7月21日の参議院選挙は自民党圧勝という結果になった。私は特定政党を支持しないが、自民党の影響力が強まり政治が混迷して、何も決められない状況が終わることは一国民としてうれしい。
ところが残念なことがあった。東京選挙区で反原発を過激に主張する俳優の山本太郎氏が当選したことだ。おかしな議員が一人増えたという簡単な問題ではない。かなり根の深い問題をはらむ。私は原則として選挙での民意を尊重する。しかし山本氏は当選するべきではないと考えていた。
これまで問題政治家は多かったが、山本氏は特異な異様さを持っている。彼は福島原発事故をめぐってデマの発信を繰り返し、テロリストや極左暴力集団との関係を公言。さらに科学、理性、そして選挙関連の法律の無視を公然と行った。もっと恐ろしいことは、この人に東京都民で60万人以上の多数の投票があったことだ。
(後略)

このように、先にいくほど、どんどんオゾマシイ文章にミチミチてきて、この石井っていう男、 原発が大好きなようで、過去のブログを読んでも原発に対するデマ情報を書き連ねている。もちろん、自民党や官僚の回し者だろうが、もっともらしく、デマを書くからたちに終えない。

大手マスコミだけでなく、原子力村のイチミである池田信夫が管理しているアゴラやBlogosのブロガーたちへの国民による厳しい監視の目が必要だと改めて感じた。

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