SNSで松江市の図書館の閲覧から『はだしのゲン』を制限するのを撤回するための署名が4日間で1万6千人の署名を集め注目されている中、20日付けの毎日によると、『はだしのゲン』の閲覧制限は、福島律子前教育長の独断で決定されていたことがわかった。5人の教育委員には、全く知らされもしなかったそうだ。
『はだしのゲン』を排除しようとしているのは在特会系?という記事で紹介した閲覧制限が松江市の教育委員によって決定されたとしたNHKニュースは間違いだったわけだ。天下のNHKがこのような間違いを起こすとは、ちょっと信じがたい(嘘)。前教育長が閲覧を制限したと書けばいいものを、全く関係のないというか、むしろ反対していた教育委員に罪をかぶせるとは、さすがは、庶民の敵のNHKだけある〔笑)。
『はだしのゲン』を排除しようとしているのは在特会系?という記事で紹介した閲覧制限が松江市の教育委員によって決定されたとしたNHKニュースは間違いだったわけだ。天下のNHKがこのような間違いを起こすとは、ちょっと信じがたい(嘘)。前教育長が閲覧を制限したと書けばいいものを、全く関係のないというか、むしろ反対していた教育委員に罪をかぶせるとは、さすがは、庶民の敵のNHKだけある〔笑)。
はだしのゲン:閲覧制限 前教育長、教育委員に諮らず決定上述の記事にも書いてあるが、その後、松江市教委にはかなり多くの批判のメールや電話などが寄せられたそうで、このままいくと、『はだしのゲン』閲覧禁止は、撤回される可能性が高いそうだ。
毎日新聞 2013年08月20日 07時30分
松江市教委が故中沢啓治さんが自らの被爆体験を基に描いた漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を全小中学校に求めている問題で、当時の福島律子教育長が自身を含めた教育委員(5人)の会議に諮ることなく判断したことが19日、分かった。同市教委は22日の定例会議で委員に説明するが、委員から「少なくとも(委員に)報告するべきだった」との声があがっている。同市教委には19日夕までに1253件の意見がメールや電話などで寄せられ、9割が批判する内容だったという。
古川康徳・副教育長によると、昨年8月に学校図書室からゲンの撤去を求める陳情が同市議会に提出され、当時の前教育長と副教育長2人、同市教委の課長2人の計5人で対応を協議。旧日本軍がアジアの人々の首を切ったり、女性に乱暴するシーンなどを問題視し、12月の校長会で教師の許可なく閲覧できない閉架にするよう口頭で求めた。教育委員に説明しなかったという。
ある委員は「教育委員に報告するなり、会議にかけて決定する話だと思う」。別の委員も「これだけ全国的にも話題になっている。もう1回話し合う必要がある」と批判した。
福島・前教育長は取材に「全教育委員に諮らなければならない事例とは思わなかった。反省している。私も全巻を読んで性描写のショックが大きく、簡単に子供が閲覧できる状況にしてほしくなかった。作品を否定するつもりはなく、見せ方を工夫してほしいというつもりだった」との見解を示した。
一方、同市教委には19日夕までに全国からメールで979件、電話で205件などの意見が寄せられた。9割は苦情や抗議といい、子供の知る権利や表現の自由などを求める声が多かったという。【曽根田和久、金志尚】
こういった記事を見ると、日本にもまだまだ常識と歴史の知識を兼ね備えた国民が多いということがわかり、安心できる。
参考記事:
2013年 8月 20日 10:32 JST 更新
2012年12月に死去した漫画家中沢啓治さんが自身の被爆体験を基にした漫画「はだしのゲン」について、松江市教育委員会が同月、市内の小中学校に閲覧制限を要請していたが、要請の撤回を視野に再検討する方針を決めたことが、20日までに分かった。
市教委などによると12年8月、「はだしのゲンは間違った歴史認識を植え付ける」として学校図書館からの撤去を求める市民からの陳情が市議会にあったが、市議会は同年12月に全会一致で陳情を不採択としていた。
しかし市教委は、作中にある女性への暴行場面や人の首を切る描写を問題視。同月中に市内の全小中学校に対し、作品を図書館の倉庫などにしまい、子どもから要望がない限りは自由に閲覧できない「閉架」措置とするよう要請した。要請は市の教育委員会会議で議論されずに、市教委の独断で2度にわたり行われていた。
清水伸夫松江市教育長は20日までの取材に、「手続き的にどうだったか調査する必要がある」と要請に至った過程の問題点を指摘。また、議会が陳情を不採択としたことや、市内外から反発の声が多数寄せられていることを受け、「今後は撤回も視野に、委員会会議の意見を聴いて再度検討したい」と話した。
22日には同会議が開かれ、閲覧制限が議題として取り上げられる予定。清水教育長は、「遅くとも月内に一定の結論を示したい」としている。
[時事通信社]
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