Monday, July 16, 2012

7.16 さようなら原発集会に過去最大規模の市民が集結

日本では、梅雨も明け、35℃近い気温になっているそうだが、水分をなるべく多めにとり、熱中症にならないよう気をつけていただきたい。そんな暑さにもかかわらず、7月16日の月曜日は、代々木公園で作家の大江健三郎さんの呼びかけで行われた「さようなら原発10万人集会」に、主催者の発表によると17万人がかけつけたという。

警視庁関係者によると約7万5千人しか集まらなかったことになっているが、ニューヨークタイムズも、「これまでで最大の規模の原発抗議集会」として、いち早くこの様子を伝えている。

Tokyo Rally Is Biggest Yet to Oppose Nuclear Plan



6月29日に官邸前で行われた抗議集会には、15万人から20万人が集結したとされているが、それ以来、反原発への波は高まり、国民の意志は確固たるものとなっているようだ。

7月16日の反原発抗議集会の模様を山本太郎氏がヘリコプターから報告してくださっている30分の動画は必見だ。




【速報】空撮7/16さようなら原発 山本太郎レポ



東京電力福島第一原発事故を受け、作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた「さようなら原発10万人集会」が十六日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれた。三連休の最終日で全国から参加者が集まり、関西電力大飯(おおい)原発3号機に続き、4号機でも再稼働を決めた政府への抗議の声に包まれた。
参加者数は主催者発表で約十七万人で、警視庁関係者によると約七万五千人。主催者によると、反原発を訴える集会としては、昨年九月に東京都新宿区の明治公園で行われた集会を上回り、過去最大規模という。
公園内のサッカー場に設けられたステージには呼び掛け人の著名人らが登壇。音楽家の坂本龍一さんは「電気のために美しい日本、国の未来である子どもの命を危険にさらすべきではない」と訴えた。参加者はサッカー場を埋め尽くしたほか、野外音楽堂前の広場や公園内の道路などにも広がった。「福島につながろう」「再稼働おことわり」などと書かれたパネルなどを掲げた。
労組や市民団体など組織による呼び掛けに応じた人だけでなく、インターネットなどで集会を知った市民らも加わった。会場内や最寄り駅を結ぶ歩道などでは一時身動きが取れないほど混雑し、警察官がマイクを使って誘導や警戒に当たった。
会場から新宿や恵比寿方面など三コースに分かれてパレードが繰り広げられ、会場内でトークや音楽のライブも行われた。
この日は、東京都心の最高気温が平年より四度近く高い三三度の暑さ。会場の自動販売機の清涼飲料水は午前中でほぼ売り切れ、売店前に水を求めて長い列ができた。大江さんらが「原発ゼロ」を訴えて一千万人を目標に取り組んできた署名は、七月八日現在で約七百八十五万人分に達しているという。
これだけ多くの国民の声を無視する野田政権に明るい未来はない。官僚を絶対に裏切らない忠実な官僚のパペットだから、次ももちろん民主党の代表に選ばれるだろうが、次期総選挙では、必ず落選させなければならない。

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