Wednesday, August 26, 2015

武藤貴也元自民党議員による未公開株問題の釈明会見(2015年8月26日)


自民党の記者クラブに加盟した記者のみが入場できたので、

武藤氏が回答に困窮するような質問は特になかった。

「時間なので。」と記者から怒涛の如くの質問を振り切って退場した武藤氏。

釈明会見に時間制限を設ける必要はあったのか。

記者たちも45分では、聞きたいことの半分も聞けず、

なんとなくもやもやっと終わってしまったのではないか。

それにしても、武藤氏の髪の毛の分け目部分が薄くなってきてヤバい状態。

今回の事件で本人はかなりのストレスを負い、髪の毛が抜けてしまったのだろうか。

まだ若いのに・・・・。




武藤貴也 記者会見 未公開株問題 口座貸し暴露!? 衆議院議員2015年8月26日 最新 Full


まずは、週刊誌に掲載された未公開株問題で迷惑をかけた

滋賀の支援者らへの謝罪からはじまった。

それから、大体、次のようなことを述べていた。

‐ 今回の事件に至る前にA氏に資金を預けた経緯、

‐ 同じく政治家を目指していたA氏との交友関係が、

  武藤氏が国会議員に当選したことで変わってしまったこと。

‐ A氏のブランド品を売買する事業に資金を貸し付けたこと。

‐ 実際は、A氏の事業の実態はなく、武藤氏の資金は、

  ビジネス・パートナーの女性や借金の返済に使われてしまったこと。

‐ A氏が事業に失敗し、お金が返せなくなったと告白され、困ったこと。

‐ 失ったカネの穴埋めをするため、信頼していた秘書からの国会議員枠の株の話に乗ったこと。

‐ A氏は、株の話を持ってきたB氏とはすでに知り合いだったこと。

‐ A氏は、武藤氏が国会議員だったからではなく、B氏と知り合いだったから株を買ったこと。

‐ 国会議員枠については、否定。

‐ 株購入の手続きについて、A氏は口座が仮差押えされており、

  ブラックリストに載るなど、これまでの金銭的問題から株式口座が作れなかったため、

  秘書の口座を使った。

‐ 秘書の口座の資金から株式を購入しようとしたのだが、株式は購入できなかった。

‐ その後、秘書の口座の資金提供者からの資金はすべて返済済み。

‐ A氏とビジネス・パートナーの女性に対して、民事訴訟と刑事告訴の準備を進めている。

  法廷ですべてを明らかにしたい。

‐ 離党したのは、私的なことで党に迷惑をかけることはできなかったから。


8月26日 19時10分
NHKが入手した武藤議員と知人の男性とのLINEのやり取りには未公開株の購入を巡る記載が残されています。

上場の1か月前の去年10月29日、武藤議員は、『来月新規公開株の取引の話があり、最低でも2倍になると言われています。内々で俺に取引を持ちかけてきているのだけど元手がありません』と男性に投資話を持ちかけています。

男性が『いつまでにいくらの資金が必要でしょうか?』と尋ねると、武藤議員は『11月5日までに最低3000万円からあれば良い。枠は内々で取ってあるそうです』などとメッセージを送っています。

さらに武藤議員は、『この案件はクローズだからね。正直証券会社からもうちが国会議員のために枠をおさえているのが一般に知れたら大変だと言っています。その辺呉々も注意して下さい』などと、口止めとも取られかねないメッセージを送っています。

これについて、武藤議員は、26日の会見で「未公開株を購入できる一般的な優先枠があると聞き、知人に購入を持ちかけたが、国会議員枠という特別な枠があるということばは使ったことがないし、そうした認識もない」と釈明しました。

そしてLINEのメッセージの表現については、「知人が私の名前を使い『国会議員の枠がある』と言って資金集めをするとまずいと思ったので、そのようなことが絶対にないよう注意してくれという趣旨だった。個人的なやり取りだったので誤字脱字を含めて不正確、乱雑なところがあり反省している」としています。

一方、関係者によりますと、投資家から集めた資金の振込先は武藤議員の政策秘書名義の口座だったほか、その後のLINEのやり取りでは武藤議員が投資家などを指して『議員会館に連れて来たら?』『議員会館で会わないと信用されないんじゃないの?』というメッセージも送っています。

これについて武藤議員は、「資金集めは知人が行っていたが、知人の口座が裁判所に差し押さえられていたので、代わりに秘書の口座を使ったと聞いている。投資家を議員会館に連れてきた記憶はないし、そのようなLINEのやり取りをした記憶もないが再度確認したい」としています。


『日刊スポーツ』武藤貴也議員 釈明会見も「利己的」な対応に
[2015年8月26日14時44分]
未公開株をめぐる金銭トラブルを「週刊文春」に報じられ、自民党を離党に追い込まれた武藤貴也衆院議員(36=滋賀4区)は26日午後、国会内で釈明の記者会見を開いた。

 昨年、ソフトウエア会社の未公開株を「国会議員枠で買える」と知人に持ち掛けたと、週刊誌に報じられたことについて「事実と異なる」と否定した。「失った信頼を取り戻すため、今後も努力して参りたいと考えている」と述べ、現段階での議員辞職は否定した。

 ただ、質疑応答で、「国会議員にとどまることは、武藤さんの言葉を借りれば『利己的』ではないか」と道義的な責任を問われると「(今回の問題に関して)私自身に法的な責任が生じ、議員辞職に当たるというような結論が出されれば、そういうことも考えないといけない」と述べ、将来的な辞職には含みを残した。

 会見には弁護士が同席。武藤氏は会場の出入りの際、5人の警備担当者に守られて歩いた。会見では緊張しているのか、何度も水を飲んだ。

 会見には、一般紙やテレビ、ラジオ、スポーツ紙、週刊誌の記者やカメラマンが詰めかけたが、武藤氏の事務所は、自民党の記者クラブに加盟した社以外の社の出席を認めなかった。

 安全保障関連法案に反対する学生グループの抗議活動を、「利己的個人主義」と指摘したことも批判された武藤氏だが、釈明会見は「利己的」と取られても仕方ない対応になった。

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