Friday, August 21, 2015

蓮舫氏、武藤議員離党や安保法制について安倍に質疑

21日の参院平和安全法制特別委員会で民主党の蓮舫氏が、

あいまいで的を得ない答弁を繰り返し、

おまけに蓮舫氏の発言へのヤジとしか聞こえなかった

「こんなこと、どうでもいいじゃん。」という安倍の発言についにブチギレた。

この日、蓮舫氏は、まず最初に未公開株の取引を

学生時代の友人に持ち掛け金銭問題となった

武藤氏の離党について安倍チンに質問の嵐を浴びせた。



蓮舫「自民党を離党したのはなぜか。」

安倍「本人の意思で離党した。」=>離党の理由を聞いているのに答えていない。

蓮舫「なぜ離党するか本人に聞いたか?」=>だから、もう一度同じ質問。

安倍「インターネットでの発言や未公開株における疑惑などで党に迷惑かけたので、
自ら離党することになった。」=>最初からそう言えよ。

蓮舫「週刊誌報道は事実か確認したか。」

安倍「党から本人にしっかりと説明責任を果たすように言った。」
=>質問に全くこたえになっていない。

蓮舫「週刊誌報道は事実か確認したか。」=>だから、もう一度、同じ質問。

安倍「政府の総理としての立場としては事実を確認する立場ではない。」

蓮舫「自民党総裁として確認したか。」 

安倍「小泉政権では幹事長としていろいろな党の問題に責任をもってかかわってきた。
谷垣幹事長が責任をもって対処している。」=>谷垣に責任転嫁。

蓮舫「幹事長には責任があって、総裁には責任がないということか。」

安倍「責任の所在は、総裁の私にあるが、
事に当たってどう対処するかは谷垣氏の責任となる。」
=>総裁だから、責任があるはずなのに、末端議員の責任なんかとれるかと言いたいの?

蓮舫「未公開株の国会議員枠なんて一般的にあるのか?」

安倍「そもそもわたくしはそれについて全く存じあげていない。」

安倍チンは、質問をはぐらかしながら、歯切れの悪い答弁に終始したため、

同じ質問を何度も聞かれる場面が少なくなかった。


学生を利己的だったと批判した武藤議員の方が利己的だった、

自民党は、議員が法律違反の疑いがあるのなら、

離党届を促す前に真実を追求すべきだとする蓮舫氏に同意する。

武藤氏は自身の選挙区である滋賀県近江八幡市で

23日に行われる自民党支部の会合に出席し、

事実関係を説明する予定だそうだが・・・・。




違憲とされる安保法案をめぐって「法的安定性は関係ない」と

自民党の本音のような発言をして野党の批判を浴びた

礒崎陽輔補佐官の処遇に関しても、あんたが更迭しなかったのは、

お友達だったからでしょとバッサリ。

蓮舫氏曰く、「(武藤のような)面倒や問題になりそうな議員は中身を確認しないで、

すぐ離党させ、自分の仲間のお友達は守るという姿勢は矛盾していると思う。」

まさにその通り。


安保法制について中谷元防衛大臣への質疑の後半で、

安倍チンのヤジ「そんなことどうでもいいじゃん」(動画の47:00くらい)

があったが、速記が止まっているときの発言だったため、音声には入っていない。

蓮舫氏が、中谷防衛相の答弁が、武力行使の一体化に関する

大森政輔元内閣法制局長官の「大森4原則」と、

周辺事態を例示した野呂田芳成元防衛庁長官の「野呂田6類型」を

混同していると指摘し、質疑が一時中断されたとき、

安倍チンにヤジられた。そのヤジは、音声が消されているため、

実際にはなんと言ったのかは不明だが、蓮舫氏が

「どうでもいいとはどういうことか」とブチギレたため、

安倍チンは「本質とは関わりないと言った。どうでもいいとは言っていない」と

反論したが、委員長の注意を受けて内容はなんであれ

ヤジを飛ばしたことを謝罪し、発言を取り消した。

防衛大臣の安保法制に対する知識がないのにも呆れたが、

一国の首相たるものが、野党議員の発言に対してヤジを飛ばすって

品性がなさ過ぎて呆れた口がふさがらなくなっちゃった。

でも、こういうつっこみどころ満載の男が、無投票再選で

ひきつづき自民党の総裁=総理大臣でいてくれたほうが

来年の選挙で政権交代するには都合がいいんだけどね。







 
 

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