しかしながら、オバマの演説を聞いてみると、米国にこれまでのような勢いはなく、不況や貧困などの困難に陥っている状況であることがわかる。それでも、今の困難に立ち向かって、全国民が一致団結し、以前のような繁栄を取り戻そうと努力を惜しまない姿勢を貫こうとしている。
今年はリンカーン元大統領の奴隷解放宣言から150年。さらに、人種差別と闘った黒人指導者の故マーチン・ルーサー・キング牧師の功績をたたえる祝日に就任式が重なった。今日の大統領就任宣誓で、黒人初の大統領のオバマ氏は、リンカーン元大統領とキング牧師が使った聖書に手を重ね、先人に深い感謝をささげた。
オバマ大統領の長女のマリアちゃんがお母さんのミシェルそっくりの長身で美人なレイディとなったことに目を見張った。一方、次女のサーシャちゃんはまだまだ子供らしいあどけなさが残り、かわいらしい感じだった。ミシェル夫人が就任式直前に前髪を切ったことが週刊誌などをにぎわせた。
オバマ大統領就任演説はかなり長いので、ここではリンクだけを紹介し、全文はCanadian English Onlineに転載させていただきたい。
和訳: 努力と責任感で「どんな嵐にも耐えよう」オバマ大統領の就任演説 全文翻訳 <特集・オバマのアメリカ> goonニュース
原文(英語): オバマ米大統領の2期目就任演説(英文)ウォールストリートジャーナル
オバマ大統領の就任式では、米国の代表的な歌手が彩りを添えた。まずは、オバマ大統領の演説の前にジェームス・テイラーが"America the Beautiful"を歌った。
次にアメリカン・アイドルで優勝し一躍米国でスターダムにのし上がったケリー・クラークソンが、"My Country"を歌った。
米メディアによると、今日の就任式に詰め掛けた観衆の数は80万人で、180万人の観衆が集まった4年前の就任式に比べると半数以下となったが、それでも2期目の大統領就任式としては最多だった。
CNNが20日に発表した世論調査では、米国人の54%が2期目のオバマ大統領は過去の大統領に比べて平均以上の実績を上げると予想。43%は平均以下の実績になると予想した。
スピーチ全文はCanadian English Onlineへ。
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