不正選挙の後は、手抜き除染か。ふう。除染の洗浄に使った水や枝葉を回収しないで、現地の川に投げ捨てたりと手抜き除染をしていたことを国が認めたそうだ。
そもそも、原発の使用済み燃料だって処理場がないのに、原発推進派の安倍政権は、この地震の多く日本に新しい原発を建設する計画まで進めているというのは、非常識にもほどがある。
原子力村の一員である日本の官僚やそれに群がる大手ゼネコン業界は、復興費を被災地の復興とは全く関係のない私利私欲のためだけに使い、福島第一原発事故の被災者を全く無視して暴走しているということが証明された。
日本国民がおとなしいことをいいことに原子力村はやりたい放題。自分の納める税金をここまで無駄に使われても誰も文句を言う人はいない。国民は、もう少し怒ったほうがいい。
手抜き除染、国も確認 再発防止へ適正化本部
朝日新聞デジタル 2013年1月8日7時43分
【森治文、木村俊介】東京電力福島第一原発周辺で「手抜き除染」が横行している問題で、環境省は7日、受注したゼネコンの聴取を始めた。洗浄に使った水が回収されていない事例を2件確認し、手抜きがあったことを認めた。
除染の現地本部である環境省福島環境再生事務所は7日、元請けのゼネコン4社の現場責任者から事情を聴いた。同事務所の大村卓所長は同日夜に記者会見し、前田建設工業などの共同企業体(JV)が受注する福島県楢葉町と、大成建設などのJVが受注する飯舘村で昨年12月、洗浄に使った水を回収していなかった事例がそれぞれ1件あったことを発表。その他は「調査中」とした。
大村所長はゼネコン側からおわびがあったとしたうえで「事務所の責任もある。監督指導をしっかりやっていく」と述べた。
「先行除染も手抜き」 福島第一原発周辺の作業員証言
朝日新聞デジタル 2013年1月7日0時23分
東京電力福島第一原発周辺の除染現場で働く作業員の交流会が6日、福島県郡山市であった。複数の参加者が朝日新聞の取材に対して、建物や道路から20メートル内の本格除染に先駆けて作業拠点となる役場などで実施した先行除染でも、回収しなければならない枝葉や水を捨てる「手抜き除染」をしていたと証言した。
楢葉町で昨夏、先行除染をした作業員は「1次下請けの監督から『まじめにやってくれているのはいいけど、向こうに捨ててもいいんじゃないの』と言われ、枝葉を川に捨てた」と証言。葛尾村で先行除染をした作業員は「7月ごろ建物を洗浄した水をそのまま流していた。環境省の職員が来る日だけやらないように指示された」と語った。
交流会は労働組合や弁護士らでつくる支援団体「被ばく労働を考えるネットワーク」などが主催。約20人の作業員が参加し、特殊勤務手当(危険手当)が適正に支給されていないことについて環境省に改善を求める方針を決めた。
“手抜き除染”横行 カメラが見た実態 by tvpickup
この除染の実態は、下の動画にあるように、オーストラリアのメディアでも取り上げられている。もともと除染とはなばかりで、汚染物質を除くことは不可能であることは、みんな知っている。さらに、この武田邦彦氏は、除染は単なるショーであり、全く実態のともないないものであることをこのインタビューで述べている。
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