Sunday, September 27, 2015

山本太郎氏が参議員員議長より厳重注意: ヲマエが言うな!

9月25日のハフポストに山本太郎氏が、山崎正昭参院議長から18日の参院本会議に喪服で出席し、お焼香のしぐさをしたり、数珠をもって安倍や自民党籍に向かって合掌をしたりしたことに対する厳重注意を受けたとの記事が記載された。

そのとき、山崎氏は、国会法に基づく除名をちらつかせ、「神聖な本会議場の品位を汚す行為だ」と批判したそうだが、国会の品位を汚す行為をしたのは、それこそ自民党の方だろう。地方公聴会の記録も残っておらず、あのごたごたの中で自公と安保法案に賛成した野党のうちわだけで行われた意味不明な採決こそ、国会の品位を汚す行為ではないか。公式な記録に残っていない採決を有効な採決だと主張するほうが間違っている。

さらに的外れなのが、次世代の党の和田政宗参院議員の批判だ。
次世代の党の参院議員・和田政宗氏は「宗教的儀式」と批判。「政教分離という憲法の原則からしても、極めて、やってはならない行為。絶対に許してはいけない行為であり、懲罰に値するだろうと思っている」と指摘していた。憲法20条は政教分離について触れており、「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」としている。
オイオイ!それを言うなら、創価学会という宗教団体が母体とする公明党が、政教分離原則に反しているのを批判してから言えよ。

山崎正昭参院議長が山本氏に国会議員の除名をちらつかせたということは、恐らく、山本議員の除名署名活動は、自民党や次世代中心に行われていたのではないか。そして、署名したのは、もちろん、安保法案に賛成した議員たちとその仲間たちだろう。全く、陰険で、たちの悪い奴らだ。

参考記事のハフポストのコメント欄に描かれていた内容がとても共感できるものが多かったので、ここにシェアさせていただきたい。

Taro Senba
   参院特別委での採決は速記録にも何も記録が残っていないというもので、採決が成立しておらず
   無効。その無効な採決を前提とした参院本会議での採決も無効。
   特別委への差し戻しを求めた野党の要求を無視して異常な本会議採決を行った議長に「神聖な本
   会議場の品位を汚す行為だ」などと他者を非難する資格があるとは思えません。
藤田 啓介
気になりましたので、質問。
「速記録にのこっていなければ採決が成立しておらず無効である」という法的根拠をお願いします。更に差し戻しを求めるに至った法的根拠をお願いします。
いいね! · 返信 · 2015年9月25日 9:07
Taro Senba
藤田 啓介 さん、
速記録に残っていない=適正に採決が行われたという証拠、記録がない
ということです。

参議院規則:
第136条 議長は、表決を採ろうとするときは、表決に付する問題を宣告する。
第137条 議長は、表決を採ろうとするときは、問題を可とする者を起立させ、その起立者の多少を認定して、その可否の結果を宣告する。

会議録には、議長が「表決に付する問題を宣告」した記録も「起立者の多少を認定して、その可否の結果を宣告」した記録も残っていません。
いいね! · 返信 · 5 · 2015年9月25日 18:47
藤田 啓介
Taro Senba 様
 挙げられた条文は、議長が表決に付する際に事前にすべきことと、表決の手法であります。何も手法に関して書かれたものであり、速記録について記載はされていません。
 問題は速記録に残っていなければ無効であるという法的根拠です。
 速記録は議場にいる数人の人が耳にした声を記録しているに過ぎません。その数人の人が記録した文書をもって正式な手続きになるとは通常思えませんので是非提示をお願いします。
いいね! · 返信 · 2 · 2015年9月25日 23:03編集済み
Taro Senba
藤田 啓介 さん、
速記録に基づいて会議録が作成されます。この会議録が委員会の唯一の公式な記録文書です。その記録に採決が記載されていないという状況ですから、寧ろ考えなければならないのは、公式な記録に残っていない採決を有効な採決だと主張するための法的な根拠の方でしょうね。
いいね! · 返信 · 16時間前
加藤 和哉 · 
「民主主義に死」に対して、個人的に喪に服するために「喪服を思わせる」格好で出席するだけにしておけばよかったと思う。焼香や合掌の仕草はやりすぎだった。しかし、この記事のタイトルの「『憲法の原則から許してはいけない行為』と指摘されていた」というのは、的はずれも甚だしい。読んでみれば、次世代の党のある議員が、山本議員のしぐさを「宗教的儀式」と批判し、政教分離の原則から決して許してはならないと主張したとのことだ。記事はそれに加えて、まじめに「政教分離原則」の説明までしている。

抗議のパフォーマンスに過ぎないもののどこが「宗教的儀式」になるというのだ。下品な言い方になるが、「馬鹿も休み休み言え」いうところである。加えて、「政教分離」原則についても全く理解していない。政教分離とは、国家や政府が特定の宗教と結びついて、これに支持や援助を与えてはならないということであって、国会や政治の場からあらゆる宗教的要素を排除するということではない。
返信 · 29 · 19時間前
大音 智史
原則的にはもっともな指摘なんですが、あの委員会採決を見た後で「品位を汚す」と言われても「ええええ〜〜!」ですね。政教分離も「憲法守れよ」と言ってるわけでしょう? うーん、典型的な「おまえが言うな」感がある。いや、もっともな指摘ではあるんですが。
返信 · 23 · 13時間前
清水 康之 · 
そろそろ出る頃かと思っていたが、やはり出た、山本太郎下ろし。憲法の原則から見て許しがたい行為なんだとさ。ほほう、解釈改憲で軍事法案を正当化、議長を議員でない者が囲んで議事録にもない可決を正当化する奴らがよく言う。
返信 · 24 · 13時間前
姫野 幸司 · 
憲法を守らない議員がよく言えたもんだ。あとは皆さんのご指摘のとおりです。
返信 · 17 · 11時間前
つつみ しんいち
安倍くんとその仲間たちがやった行為に比べれば何の問題も無いだろうねぇ。だって違法ではないもの。
返信 · 16 · 13時間前
大方 博 · 
神聖で品位のある国会が、違憲法案を通すのか。
    ・・・世も末ぢゃのぅ (´-ω-`)
返信 · 15 · 13時間前
吉田 雅宏 · 
こんな程度でいちいち政教分離などと騒ぐ様なことは、重箱の隅をつつきたいとしか思えないんですが。
どう考えても、まず先に、単純に筋力と体力だけで委員でもない議員によって暴力的に委員会採決を強行した与党が一番の重大問題ですからね。自民党議員はテレビの前で堂々と他人をぶん殴っても許されるようですから、まず一般社会人としての最低限の常識もないし、(起訴されず有罪にならないからといっても)明確な犯罪者です。山本議員の些細な行動について、犯罪者の手下が何を注意するのか是非聞いてみたいものです。もちろんすべて聞き流すだけですが。
国家の未来を決める人間がこの程度の阿諛者集団であることは、日本だけでなく世界中の人々にとってとてつもない危険をはらんでいると言わざるを得ません。
強引な奴、へつらいばかりの奴というのは大抵、いざという時には女性や子供でも平気で置き去りにして真っ先に逃げだす臆病者なんですよね。本当に日本を守れるしっかりとした判断を下せるのは、こういうへつらいばかりの臆病者では絶対にない。
返信 · 14 · 12時間前
まえだ ゆうじ
確かに山本氏のやり過ぎ感は否めないが、違憲の疑いが極めて高い法案を強行可決、憲法擁護義務を無視した国会運営や、靖国参拝をするような議員達が言えるセリフではございまてん。
返信 · 15 · 12時間前
皆見得次郎 · 
委員会で反対の議員に投票をさせずに議決したとすれば 除名されるべき人は他にいるのではないでしょうか


参考記事:
山本太郎氏、国会議員除名をちらつかされる 「憲法の原則から、許してはいけない行為」と指摘されていた
The Huffington Post | 執筆者: HuffPost Newsroom
投稿日: 2015年09月25日 17時41分 JST 更新: 2015年09月25日 17時41分 JST

参院議長の山崎正昭氏(自民)は9月25日、山本太郎参院議員を議長室に呼び、厳重注意をした。18日の参院本会議に喪服で出席し、安倍三首相の問責決議案の投票で、焼香のしぐさをしたり、安倍首相や自民党席に向かって合掌したりしたことを問題視した。時事ドットコムなどが報じた。
山崎氏は「次は容赦しない。議員バッジを外すことになるかもしれない」と述べ、国会法に基づく除名をちらつかせて警告。「神聖な本会議場の品位を汚す行為だ」と批判した。
これに対し、山本氏は「安全保障関連法の強行採決は、議会制民主主義を破壊する行為であり、それに対する自分としての表現だった」と説明。その後、記者団に対し「山崎議長が公平な立場で見て、厳重注意が妥当だというのであれば、謹んでお受けするしかない」と述べた。
なお、山本氏の参院本会議での焼香などのしぐさについては、次世代の党の参院議員・和田政宗氏は「宗教的儀式」と批判。「政教分離という憲法の原則からしても、極めて、やってはならない行為。絶対に許してはいけない行為であり、懲罰に値するだろうと思っている」と指摘していた。憲法20条は政教分離について触れており、「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」としている。

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