国民の皆様が、8月30日に国会前で集結して、
「戦争法案反対」と訴えてくださったデモが政局にかなり影響を与えているようだ。
その証拠にメディアなどでもあのデモ以降、公明党が先行きを懸念している
という報道が聞こえるようになってきた。公明党幹部は、
「全国規模で反対の機運がたかまっている。このまま採決に至れば
内閣支持率は落ち込み、政権へのダメージは大きい」と不安視している。
実際、創価学会では、池田大作自身が安保法案に反対しており、
創価大学関係者が安保法案反対の署名活動をしている。
さらに自民党総務会で、デモによる民意を重く受け止めるべきだ
という意見も相次いだそうだ。安全保障関連法案に対し、
広島県庄原市で地元選出の小林秀矩(ひでのり)・自民党県議(63)
が呼び掛けた超党派の反対運動が広がって、一万三千人超の市民の署名を添え、
法案撤回の要望書を安倍晋三首相宛てに提出したという。
一方、小沢氏が以前、対談で語っていたように、安保法案を阻止するための
野党共闘もうまく進んでいるようだ。
生活の党と山本太郎となかまたち ウェブサイトより
「安保法案の強引な採決阻止で一致」野党7党・会派会談で、小沢代表
生活の党と山本太郎となかまたち小沢一郎代表をはじめ、民主、維新、共産、社民、元気の野党6党の党首並びに参議院会派の無所属クラブ代表は9月4日、国会内で安全保障関連法案への対応について協議し、①政府案の強引な採決を阻止する、②具体的な対応については来週開催の野党党首会談で協議するという方針を確認しました。
小沢代表は、「安保法案は、中身も政府の答弁もあまりにもいい加減でお粗末すぎると思います。政府案の成立を阻止することに異論はありません。現実にどのようにしてもたらすのか」「来週党首会談を開いて最終的な方向性を出すのがいいと思います」と述べました。
党首会談には、岡田克也民主党代表、松野頼久維新の党代表、志位和夫日本共産党委員長、吉田忠智社会民主党党首、松田公太日本を元気にする会代表、水野賢一無所属クラブ代表が参加しました。
安保法案は阻止できない。政府は60日ルールは使わずに
正々堂々と参院で議決をとって決めると言っている。
しかしながら、下の図をみていただければお分かりの通り、
自民党と公明党だけで、135議席あるので、全野党が共闘しても107議席と、
過半数には満たない。安保法案を阻止するため、参院で過半数をとるには、
全野党が安保法案反対に回り、さらに今、安保法案反対の動きがでてきた公明党から
最低15議席が動かねばならない。
そうすれば、全野党+公明党で122議席となり、与党+公明党の120議席を
超えることができる。もし、自民党内からも、安保法制反対の声が上がると
一層安保法案を阻止しやすくなる。
どうしたら、安保法案を阻止できるのかは、『上越中央法律事務所』の
安保法制を廃案にするためにできること*最終追記9月3日
をご参考いただきたい。なるべく多くの方に拡散して、
あと、1週間とちょっとの間で私たちができることをやっていこうではないか。
No comments:
Post a Comment