Thursday, December 6, 2012

自公が過半数を上回る見通し?未来の党が苦戦?ありえない!

原発推進派の大手メディアは衆院選で反原発票を集めて大勝しかねない『未来の党』によほど警戒しているのだろう。さっそく大手メディアが結託して、『未来の党』に対するネガキャンを始めた。産経などを中心に独自の調査で自公が過半数を上回る見通しなど、ありえないような調査結果を一斉に報道し始めた。

自公で過半数上回る見通し 第三極伸び悩み 本社情勢調査
産経 2012.12.6 00:25 衆院選
第46回衆院選(16日投開票)について、産経新聞社が全国の総支局を通じて公示後の情勢を探ったところ、自民、公明両党で過半数(241議席)を上回る勢いであることが5日、分かった。民主党は公示前の230議席から激減して100議席を下回ることもあり得る。日本維新の会など「第三極」も伸び悩んでおり、自公両党が政権に復帰する公算が大きくなっている。
選挙区(300)のうち、自民は200程度で他の候補に先行している。前職や元職が地盤を着実に固めている。支持基盤が強固な地方部だけでなく、前回は全敗した埼玉や愛知などの都市部でも一定の議席を確保する見込み。
前回、8選挙区で全敗した公明も5選挙区で大きくリードしている。
逆風下にある民主は11月下旬に行った公示前情勢調査に比べ、中堅やベテランの前職を中心にやや盛り返しを見せている。ただ、3年3カ月の政権運営に対する批判はぬぐい切れていない。
日本未来の党は公示前の62議席から大きく減らし、選挙区で2桁台は微妙だ。
維新は党発祥の地である大阪で強みを見せ、15程度で優位に立っているが、都知事を務めた石原慎太郎代表の足元である東京などでは浸透しきれていない。
維新との合流が決裂したみんなの党は、28の選挙区で維新の候補と競合し、票を食い合う形となっており、伸びをみせていない。
社民党、新党大地、国民新党、新党日本は選挙区での議席を確保できるかのラインにある。

それにしても、国民の80%以上が原発に反対しているのに、原発を推進している自公が過半数を上回るという情報など信用できるはずがない。皮肉なことに、自民党議員が自ら、この情報が捏造であるかのような証言をしている。



自公上滑り警戒、民主激減予測に衝撃 衆院選
2012/12/06 01:16
自民、公明両党が選挙戦で優位に立っていることが産経新聞社の調査で分かったが、両党幹部は各陣営の気の緩みを警戒し、引き締めに躍起となっている。予想されたこととはいえ民主党の激減予測に同党幹部らは衝撃を受けている。第三極勢力も伸び悩みに焦りの色をみせている。ただ、投票先を決めていない有権者が多くいる中で、民主や第三極がどこまで巻き返せるかが焦点だ。(衆院選取材班)
自民党の調査では、まったくそんな甘い数字ではない。違和感を覚える。一層気を引き締めていかないといけない」
自民党安倍晋三総裁は5日夜、産経新聞の取材にこう語った。各報道機関の調査でも自民の好調が伝えられているが、党内からは各候補の緩みを警戒、「油断させようという陰謀ではないか」(選対幹部)などと当惑の声が上がる。
石破茂幹事長も同日夜、北海道函館市内で記者団に「全国を回っていて支持、期待が高まっているという実感はまったくない」と言い切った。

党内には「具体的な候補者が出そろったなかで1人を選ぶことになると、こういう結果につながった」党(幹部)と歓迎する向きもあるが、「消去法にすぎない。挑戦者の姿勢で攻め続けないといけない」(ベテラン)と陣営の引き締めを図る声が広がった。

大手メディアが自公を勝利させるため、捏造報道をして世論を誘導しようとしている。特定の政党を応援するために偏向報道をすることは、明らかに公職選挙法違反だ。しかし、このような捏造報道で国民が騙され、自公に投票すると勘違いしているとしたら、メディアの腐敗度はかなり進んでいるとしか言い用がない。いまや大手メディアの信用度が地に落ちたことをいまだに理解していないとしたら、滑稽である。このような事実からかけ離れた報道をすることによって、ますます信用を失うということがわからないのだろうか。

賢明な国民は、大手メディアが流す捏造選挙情報など気にもかけず、自分の意思で投票するのだから。投票の結果が楽しみだ。

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