しかし、「病は気から」と言われる通り、ストレスが病気をもたらすので、ストレスを溜め込むのではなく、どうか、ストレス解消の気分転換をしていただきたい。
いつもと違うコースの散歩で新しい発見があるかもしれないし、ヨガやタイチなど軽い運動をするのもいいだろう。面白い動画などを見て笑うこともストレス解消に効くのではないかと思い、今日は、笑える動画を紹介したい。
12月16日(日)の第46回衆議院選挙の開票結果を伝える特別番組がいくつかあった中でジャーナリスト・池上彰氏が司会を務めたテレビ東京の「池上彰の総選挙ライブ」がネットで注目を集めたそうだ。
下の動画は、いつものワンパターン発言の石原が「日本のように予算で単式簿記を使っているのは、北朝鮮、パプアニューギニアとフィリピンぐらいのもの」という発言に向かって池上氏が「そんな風にパプアニューギニアとフィリピンを北朝鮮と同等に扱うから、暴走老人と呼ばれるんじゃないですか?」と切り替えして、不機嫌になった石原に「人の話をちゃんと聞きなさいよ。」「失礼だよ君は。」と言われるところ。北朝鮮をかなり差別化している池上さんの意見もおかしいところがあると思うが・・・・。
石原慎太郎に絡む池上彰 20121216
次の動画は、池上彰さんが橋下に挑んでいるところ。橋下が珍しく『日本未来の党』の嘉田知事をほめていたので紹介。
橋下「結局、嘉田知事だけでしたよ。自治体の長が立ち上がったのは。こういう形でいろんな長がね、各地域、各地域で政治運動をやればね、まさに中央集権体制というものが変わってくると思うんですね。中央集権を変えて地方集権をやらなければいけないって自治体の知事はみんな言うのにね、政治運動をやらずにどうやってかえるんですか。」 今頃ほめても遅いんだって感じだが・・・・。
池上「選挙のために石原さんと組みました。え~、石原さんと組んでから勢いが落ちたんじゃないか。組むべきじゃなかったという意見もあります。どう評価してますか。」
橋下「や、全くそんなことはないですね。僕らは若さとエネルギーはありますけれども、石原代表の実績、知識、経験、そういうものが政治の場においては必要なわけですから。頭でっかちの本を読んで学者有識者みたいな連中が集まったって政治なんてできません。」
確かに、石原と組んで国民の人気は落ちたが、反原発の文字を政策から削除したことによって、原子力村、官僚、経団連関係からの組織票が増え、今回は、40議席も獲得できたのだろう。
池上氏が、「原発に厳しい意見を言っていたのに石原さんと組んだ瞬間に意見が変わってませんでしたか?」というと、橋下はすかさず、「それはメディアの勉強不足ですよ。私の意見は何も変わっていません」と切り替えした。池上さんが、「原発には反対するという事で意見は変わっていないということですか?」橋下「ルールの厳格化です。変わっていません。」とうまく逃げた。
池上「選挙中に公明党はお好きじゃないとおっしゃっていました。」
石原「いや、そうじゃないんですよ。安倍さんが言う憲法の大幅な改正に対して、公明党はね、今までの言動から見てもめ、憲法の大幅な改正に対して非常にリラクタント、躊躇しているふしがあるんでね、それでいいんですかとまあ、半分皮肉を込めて言いましたけどね。」
池上「なるほど。そうしますとね、図式化しますとね、自民党が石原さんが右から引っ張り、公明党が左から引っ張る、と言いますか、中道から引っ張るといいますか、そういう構図になるわけですか。」
石原「さあ、それはわかりませんね。憲法についてはそうなるかもしれませんし、他の件についてはあの~、また違った形になるじゃないでしょうかな。」
池上「え~、なるほど。それから、先ほど橋下さんがですね、中継で、維新の会の原子力発電所に対する方針っていうのは変わってないんだよ。原子力発電所を止めていくことに変わりはないとこうおっしゃってました。石原さん、そういうことでよろしいんでしょうか。」
石原「そりゃ、そのためのね、そういった結論を出す前のシミュレーションってもっとする必要があるんじゃないかと。彼はそれに同意してくれていると思いますよ。例えばね、1980年代に、え~、オイルショックが来てね、電気料金が急に上がった。そのときに日本のアルミ業界というのは、全滅したんだ。瞬間的に。日本軽金の工場が一つ残っただけでね。そういう事例があるんですからね。経企庁なんかもね、これから先、15%、あるいは20%まで料金が上がったときに、どれだけ壊滅的な被害を企業が受けるかというシミュレーションしているわけですからね。そういったものをベースにしてね、政党が国会で議論するべきだと思いますよ。こういうシミュレーションもなしにね、にわかに何年先どうするって結論出すのは、私はちょっと乱暴だと思います。」
池上「石原さんが、あの~、核兵器を作るかどうかのシミュレーションぐらいしたらどうかとこう発言されていらっしゃいますよね。原子力発電所の運転を続けていれば、核兵器を作ることも可能になる、それも含めてということになるんでしょうか。」
石原「いや、それは私個人の見解ですからね。原発問題が起こる前から言ったことですから。」
だんだん石原の表情が厳しくなるのを見越してか、その個人の見解が今も変わっていないかどうかなどの質問をこれ以上続けるのを止めたのは、残念だった。
池上「はい、わかりました。」
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