今年ほど、明けましておめでとうというのを躊躇した年はなかった。
新年を迎えてもまったくおめでたくないのにおめでとうと言わなければならない矛盾。
原発事故の被災地、福島では避難できなかった子供達がいまだに暮らしているという現実、
原発事故はいまだに収束せず、がれき問題も正念場、
いつ4号機が崩壊するかわからず、原発推進派の自民党政権、
右翼政権の安倍内閣に恐怖と不安を感じながら毎日をすごす人々を無視して
新しい年を迎えたからといって「おめでとう」と言うのはつらい。
それでも、原発ゼロという希望の光に向かって歩いていくうちに、
今の暗黒の迷路から抜け出す方法が見つかるだろうか。
きっと見つかる。そう信じるしかない。
今年もよろしくお願い申し上げます。
2012年 1月1日 美爾依
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